明月記 元久二年四月
五日。天晴る。早旦に京を出で、直ちに九条に入る。即ち宜秋門院殿下に参ず。御神事と雖も、此の御所に於て、仰せらるべき事等ありと云々。未の時、殿下参ぜしめ給ふ。即ち台盤所の方に於て、尋ね仰せらる事等あり。昏景に入りおはしまして、退下す。…略。
五日。天晴る。早旦に京を出で、直ちに九条に入る。即ち宜秋門院殿下に参ず。御神事と雖も、此の御所に於て、仰せらるべき事等ありと云々。未の時、殿下参ぜしめ給ふ。即ち台盤所の方に於て、尋ね仰せらる事等あり。昏景に入りおはしまして、退下す。…略。