万葉集巻第一 雑歌
63 山上臣憶良、大唐に在る時、本郷を憶って
去来子等 早日本辺 大伴乃 御津乃浜松 待恋奴良武
新古今和歌集巻第十 羇旅歌
唐土にてよみ侍りける
山上憶良
いざこどもはや日の本へ大伴の御津の濱松待ち戀ひぬらめ
読み
いざこどもはやひのもとへおおとものみつのはままつまちこいぬらめ
備考
大伴御津:難波津の別称。山上憶良は大宝二年(701年)遣唐少録として渡唐し、慶雲元年(704年)帰国。
63 山上臣憶良、大唐に在る時、本郷を憶って
去来子等 早日本辺 大伴乃 御津乃浜松 待恋奴良武
新古今和歌集巻第十 羇旅歌
唐土にてよみ侍りける
山上憶良
いざこどもはや日の本へ大伴の御津の濱松待ち戀ひぬらめ
読み
いざこどもはやひのもとへおおとものみつのはままつまちこいぬらめ
備考
大伴御津:難波津の別称。山上憶良は大宝二年(701年)遣唐少録として渡唐し、慶雲元年(704年)帰国。