$ 0 0 医心方とは、鍼博士丹波康頼が編纂し、永観二年(984年)朝廷に献上された日本現存最古の医学書である。 巻第十四「卒死并傷寒」 治間[ヘダテタル]日瘧[ワラハヤミ]方 第十六 病源論ニ云フ 間日瘧ハ此レ邪氣ト衛氣倶ニ六腑に行ルニ由リテ時ニ相失シ相得ザルコト有リ。故ニ邪氣内リテ五臟ヲ薄ムレバ則チ道遠ク氣深キガ故ニ其ノ行リ遅レテ衛氣ト偕ニ出ズルコトヲ能ハズ。是ヲ以テ日ヲ間テヽ作ルナリ。ト。 参考 医心方 丹波康頼撰、槇佐知子全訳精解 筑摩書房 写真:今熊野観音寺医聖堂と医心方碑