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芭蕉句碑 参母墓 伊賀市

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古里や臍の緒に泣く年の暮


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貞享四年
曠野、笈の小文、泊船集、千鳥掛など

千鳥掛
代々の賢き人々も故郷はわすれがたきものにおもほへ侍るよし。我今ははじめの老も四とせ過ぎて、何事につけても昔のなつかしきまゝ、はらからのあまたよはひかたぶきて侍るも見捨てがたくて、初冬の空のうちしぐるゝ比より、雪を重ね霜を経て、師走の末伊陽の山中に至る。猶父母のいまそかりせばと、慈愛のむかしも悲しく、おもふ事のみあまたありて

季語:年の暮

場所:芭蕉翁生家
芭蕉翁は正保元年(1644年)、現伊賀市上野赤坂町で生まれました。幼少より藤堂藩伊賀村の侍大将藤堂新七郎家に仕えて当主蝉吟とともに俳諧を学びましたが、蝉吟の没後奉公を辞めました。その後、江戸に出て俳諧師となり、37歳のとき『桃青門弟独吟二十歌仙』を刊行、俳壇における地位を確立、遂に蕉風俳諧の祖と仰がれる新規の俳風をうちたてましたが、元禄7年(1694)10月12日、51歳のとき旅先の大阪でその障害を閉じました。
(芭蕉翁めぐり3施設割引共通券案内より)

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