![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c3/160325efb94cc410812239d25d93a9f4.jpg)
山部赤人 歌の譯
赤人人麿を山柿といふ話 海北若沖赤人事跡考の話
猿丸大夫 歌の譯
弓削道鏡の話 白壁皇子老年にて太子に立ち給ふ話
中納言家持 歌の譯
氷上川継謀反の話 早良親王種継を殺し給ふ話
安倍仲麿 歌の譯
遣唐使の話 吉備公唐より帰朝の話
仲麿阿南へ漂着の話 仲麿の従者唐女をめとる話
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/08/709a8e10072357fa672a3ab0584bd12f.jpg)
岩見国に
人麿出
現の柿
とて筆
柿といふ有。
是かたち
を似ていふ。
則本草に
いはゆる
鹿心梯
和名
夜末加岐
なるものなり。
大和本草曰
山柿葉如○
柿實大如棗
而圓味如○
柿而◎云々
※○木へんに卑、◎方へんに甘
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/38/6ef3fdc2218bbb2f42b24614c31d0cbe.jpg)
かきのもとの
まうち君の
いそのかみ
のはかにて
人々歌よみ
侍けるに
よしの
山さくらを
雲と
見し人の
名をば
苔にも
埋ま
ざりけり
前権僧正
範玄
家隆卿柿本講式曰
大和國添上郡石上
寺のほとり作道の
森の中に一の草堂を
建てこゝに柿本を
葬す身は龍門の土
に埋むとも詞は鳳
闕の寳となれり
云々
新撰姓氏録曰
大和皇別
柿本朝臣
大春日朝臣同祖。天足
彦國押人命之後也。敏
達天皇ノ御世、依家門
有柿樹、為柿本臣ノ氏云々
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/80/872d061471b5e161a079fb87abee044f.jpg)
秦の夏后 和気清麿の
唐の武后 事は、日本後記
淫行ありて 闕本、類聚
其國を 國史等に
乱す 其傳
孝謙帝 はなはだ
深く道鏡 つま
を寵し びらか
給ひ天下 なり
みな囂〃
たり遂に
天威
を
望む
に
いたる
然ども猶
宇佐の
神勅を
うかがふ
て
ゆるさず
清麿
道鏡の
威厳を
はゞからず
神勅を
述るに其真
を以す遂に
いかんともする事
あたはず易曰
王臣塞々たりとは
將に是をいふか。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ee/7151ce2e20d0aeafb14cbd9cca8de6b1.jpg)
荊卿、匕首を懐にして
始皇帝にせまり、
狭穂姫一剱をかくして、
垂仁帝を驚かす。
みな事なる
こと能はず、
ひとりあやしむ
直駒の
崇
峻
帝
を
弑
する
事
を
これ
鄭伯
の母の
如き
あつて、
内より
是を
啓に
あら
ざらん
には、
區々の小臣
なんぞ
こゝに
およばん。
かの乙人の如き
兵器を携て
宮に入。また
何をかせんや。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d7/17a9efdc874e65fdac7a69290a03f752.jpg)
遣唐使は推古帝十五年始めて大礼蘇我妹子を使として萬朝ことごく
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b0/03100c28301a7092ca6bb60ea414dde6.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/43/c38a334a70de96a286f5e39d8fd27bd0.jpg)