槐 花 雨 潤 新
秋 地 桐 葉 風
涼 欲 夜 天
秋たち
て あさ
けの
いくかも かぜは
あら
たもと
ねどこの すゞ
ねぬる し
も
早秋
秘省後聴 白居易
槐花雨潤新秋地 槐花雨に潤ふ新秋の地
桐葉風翻欲夜天 桐葉風に翻る夜ならんとする天
盡日後廳無一事 尽日後庁一事無く
白頭老監枕書眠 白頭の老監書を枕にして眠る
万葉集巻第八 1555 安貴王
秋立ちていくかもあらねどこの寝ぬる
朝けの風はたもと涼しも
秋立而幾日毛不有者此宿流朝開之風者手本寒母
約640×31cm
平成30年12月25日 參點壱