ばいしてぞくしゆくけいぶじろう
陪 族 叔 刑 部 侍 郎
ようおよびちうしよしやじんか
曄 及 中 書 舎 人 賈
しにあそぶどうていこに
至 遊 洞 庭 湖
どうていにしにのぞめばそ
洞 庭 西 望 楚
こうわかつ
江 分
みづつきてなんてんず
水 盡 南 天 不
みえくもを
見 雲
ひおちてちようさしう
日 落 長 沙 秋
しやうとをし
色 遠
ずしらいずれのところにかとむらはん
不 知 何 處 弔
しやうくんを
湘 君
洞庭西に望めば楚江分れ、
水尽て南天雲を見ず。
日落て長沙秋色遠く、
知らず。何れの処にか湘君を弔らわん。
唐詩選畫本 七言絶句
小林新兵衛
寛政三年~天保七年(1791~1836)