ちやうしんしうし をうせうれい
長 信 秋 詞 王 昌 齡
しんせいにはくめいひさしくじんしすゆめにみてくんのうを
眞 成 薄 命 久 尋 思 夢 見 君 王
さめてのちうたがふひてらしてせいきうをしるやいんをぶんみやう
覺 後 疑 火 照 西 宮 知 夜 飮 分 明
ふくどうほうくるをんをとき
複 道 奉 恩 時
長信秋詞
王昌齢
真成に薄命なるかと久しく尋思す。
夢に君王を見えて覚めて後疑がふ。
火は西宮を照らして夜飲を知る。
分明なり。複道に恩を奉ずる時
唐詩選畫本 七言絶句
小林新兵衛
寛政三年~天保七年(1791~1836)