仙覚律師遺跡
春さればまづさくくさき幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹
巻第十 柿本人麻呂歌集
憶良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむそ
巻第三 山上憶良
うらうらに照れる春日にひばり上がり 心悲しもひとりし思へば
巻第十九 大伴家持
わが宿のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも
巻第十九 大伴家持
相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後に額づくがごと
巻第四 笠女郎
あぢさゐの八重咲くごとく八つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ
巻第二 橘諸兄
夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこほろぎ鳴くも
巻第八 湯原王
むさしおがわ万葉の会おがわ町おこし有志提供