明月記 承元元年
十一月
八日。天晴る。参上す。仰せに依り、又新古今を切る(出入、掌を反すが如し)。切り継ぎを以て事となす。身に於て、一分の面目無し。近日和歌の沙汰、又耳を驚かす。上手多く出で来るか。除目の任人の如し。ー略ー。
十一月
八日。天晴る。参上す。仰せに依り、又新古今を切る(出入、掌を反すが如し)。切り継ぎを以て事となす。身に於て、一分の面目無し。近日和歌の沙汰、又耳を驚かす。上手多く出で来るか。除目の任人の如し。ー略ー。