恵慶法師 さび しき やへむ に ぐら 人こそ しげれ みえね る 秋はき やど にけり の
拾遺集 秋 河原院にて、荒れたる宿に秋来るといふ心を、 人々詠み侍りけるに 恵慶法師 八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり 八条宰相隆秀卿 ○六 八条隆秀
元禄十五年(1702年)ー宝暦六年(1756) 櫛笥隆賀の次男。八条家の祖。姉賀子が東山天皇の後宮にはいり,慶仁親王(のちの中御門天皇)を生んだ縁で正徳五年(1715年)八条家をおこす。元文四年従三位,参議となり,のち権中納言,正二位。 1739 従三位 1739-1743 参議 ★ 1745 正三位 1747-1748 権中納言 1754 従二位 1756 正二位 宰相とあることから、参議である元文四年から寛保三年の間に書かれた可能性がある。
内容不詳 令和2年3月1日 壱