はつ雪とおもほえぬかなこのたびは
猶ふるさとを思ひいでつつ 匡衡
めずらしきことはふるずぞ思ほゆる
行きかへりみるところなれども
赤染
赤染衛門集
国にいきつきたりしにはつ雪のふりにしに かみ
初雪とおもほえぬかなこのたびはなほふるさとを思ひいでつつ
かへし
めづらしきことはふるすぞおもほゆるゆきかへりみる所なれども
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9d/7467f24952e44e1830bd5f628c66885e.jpg)
栄華物語の作者三十六歌仙
衣 の一人赤染衛門は尾張守大江
か 匡衡の妻で 長保三年(1001)
け 夫と共にここに住み この松
の に衣をかけたと伝える
松
跡 昭和四十六年三月
稲沢市教育委員会建之
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a1/598a53ac793fb4d19a48aaa8ea3bb986.jpg)
赤染衛門歌碑公園
愛知県稲沢市松下1丁目17−27
赤染衛門が衣をかけた松があったといわれる公園。