都名所図会 壬生寺 蔵書
壬生寺 妙見堂 更雀寺 本堂 聖観音 弁才天 あいぜん堂 蛭子森 観音堂 あたごまいりの みぶ狂言 むかしより定れる 狂言の数廿五番なり。 桶とり 花盗人 紅葉狩 猿 愛宕参り 狐さり ほうらくわり 鵺 頼光山入 盲人川渡 節分...
View Article都名所図会 四条河原夕涼み 蔵書
四條 河原 夕涼 之躰 宮川町 とんぐりの辻 東石坂 芝居 芝居 仲源寺 目疾地臧 芝居 なはて 祇園新地 大和橋 四條河原夕涼は六月七日より始り同十八日に終る。東西の青樓よりは川邊に 床を儲け燈は星の如く河原には床机をつらねて流光に宴を催し濃紫の...
View Article校本建礼門院右京大夫集 蔵書
日本大学教授井 狩 正 司 編著 校本 建礼門院右京大夫集 東寶書房刊 編著:井狩正司 初版:昭和三十四年五月十五日 発行:東寳書房 底本:細川家本 対校資料と略号 書 宮内庁書陵部蔵本 無 無窮会神習文庫所蔵本(井上頼圀旧蔵本) 彰 彰考館所蔵本 吉 吉水神社所蔵本(下巻闕) 内 内閣文庫所蔵本(下巻闕) 刊 寛永刊本 竹 天理図書館所蔵本(竹柏園旧蔵本) 架...
View Article百人一首拾穂抄 山部赤人 蔵書
山邊赤人 作者部類云万葉ノ目録藤原ノ敦澄引姓氏録ヲ云、山邊ノ 宿袮赤人。垂仁天皇ノ之後也。裔孫正六位上山邊ノ大老人云云。 古今ノ真名序ニ云、有山ノ邊ノ赤人(ト云コト)者並和歌ノ僊也。古今序云 また山邊の赤人と云人ありたり。哥にあやしくたへなり けり。人丸は赤人が上に立ん事かたく赤人は人丸が下に たゝんことかたくなんありける云云。 御抄ニ云、神亀天平...
View Article歌帝後鳥羽院 蔵書
歌帝 後鳥羽院 松本章男 歌の美、和歌による治世とは何か。 文武に秀で、「新古今」編纂という大事業を成し遂げ、 中世屈指の歌詠みとして生きながらも、 隠岐流刑という最期をとげたその波瀾の生涯の真実を 膨大な数の読み込みから追究した、渾身の書き下ろし評伝。 著者:松本章男 初版:2009年4月24日 発行:平凡社 目次 歌帝誕生 登極から譲位まで 蘆田鶴の雲路...
View Article王朝の歌人9 藤原定家 蔵書
人9 淳 歌 田 の 保 朝 久 王 乱世に華あり fujkwara teika 藤原定家 現実へのはげしい絶望感、 無力感は、定家の心をしだいに 歌の世界へと駆りたてた。 野分きめいた風が京の 街を吹き荒れた日、 伴侶を失ってぽつねんと しているにちがいない老 父を見舞おうと思いたち、 家を出た定家は、そのと きすでに自らの姿を『源 氏物語』の夕霧とかさね...
View Article美濃の家づと 二の巻 秋歌下1
秋歌下 和哥所にてをのこども哥よみ侍しに夕鹿 家隆朝臣 下紅葉かつちる山のゆふしぐれぬれてやひとり鹿の鳴らん めでたし。詞もめでたし。 ひとりとは、妻をこひて鳴 意にていへるか.いさゝか心ゆかず.されど此詞にて、殊に哀に聞ゆ. 百首哥奉りし時 寂蓮 野分せし小野の草ぶしあれはてゝみ山に深きさを鹿の聲 百首哥奉りし時秋の哥 惟明親王...
View Article古典を読むー6 山家集 蔵書
久保田淳 古典を読むー6 山家集 岩波書店 著者:久保田淳 初版:1983年6月8日 発行:岩波書店 はじめに たはぶれ歌 「昔」と今、「憂き世」 藐姑射の花、雲居の月 堀河・兵衛・そして寂然・西住 保元の乱 船岡・鳥辺野・六道の歌 紅の色なりながら 陸奥へ 波に流れてこし舟の 円寂 あとがき
View Article賀歌 紀貫之 藤波景忠娘筆掛軸コレクション
年ごとに生そふ 竹の 世ゝをへて かはらぬ 色を たれとかは見む 新古今和歌集 賀歌 延喜御時屏風 年ごとに生ひそふ竹のよよを経てかはらぬ色を誰とかは見む よみ:としごとにおひそふたけのよよをへてかわらぬいろをたれとかもみん 隠...
View Article百人一首拾穂抄 伊勢 蔵書
伊勢 後撰ニハ伊勢ノ御息所とあり。大和物語に伊勢の御ともあり。 御抄ニ云、真夏四代ノ孫。大和守継蔭ノ女也。拾芥ニ云伊勢 守藤原継陰ノ女云云。伊勢家集ニ云いづれの御時にかあ りなん大みやすんとこときてける御局に大 和国に親もたる人ありけり云云。 吾案是わがれきを云也。大御息所とは七条ノ后温子なり其官女也。 拾芥抄ニ云寛平ノ法王ノ御息所云云。紹運録ニ云、行明親王ノ母...
View Article赤染衛門集 尾張の初雪
国にいきつきたりしにはつ雪のふりにしに はつ雪とおもほえぬかなこのたびは 猶ふるさとを思ひいでつつ 匡衡 めずらしきことはふるずぞ思ほゆる 行きかへりみるところなれども 赤染赤染衛門集国にいきつきたりしにはつ雪のふりにしに かみ初雪とおもほえぬかなこのたびはなほふるさとを思ひいでつつかへしめづらしきことはふるすぞおもほゆるゆきかへりみる所なれども...
View Article自讚歌 俊成、俊成女 梶井宮尭胤親王筆断簡コレクション
難波人芦火たく屋に宿かりてすゞろに袖のしほたるゝ哉 仙人のおる袖にほふ菊の露うちはらふにも千代はへぬべし 希にくる夜はもかなしき松風を絶えずや苔の下に聞らん たちかへり又もきてみん松しまやをじまの苫や波に荒すな ちらすなよしのゝは草のかりにても露かるゝべき袖のうへかは 俊成卿女 梅の花あかぬ色かも昔にておなじかたみの春の夜の月...
View Article三十六歌仙 コレクション1 2020年4月更新
三十六歌仙 公:公任 俊:俊成柿本人麻呂人麻呂像 世継俊保画ほの/"\とあかしのうらの朝ぎりにしまがくれゆくふねをしぞおもふ 公 芝山広豊筆保農〃東明石濃浦之朝霧尓志末閑久禮由具不念遠新所思婦 公 画家不明ほの/"\とあかしの浦の朝霧に嶋かくれゆく舟をしぞ思ふ 公 飛鳥井雅章筆山部赤人わかの浦にしほみちくればかたをなみあしべをさしてたづ鳴わたる 公 俊...
View Article三十六歌仙 コレクション2 2020年4月更新
三十六歌仙 公:公任 俊:俊成凡河内躬恒以川久とも春乃光盤和可那久尓ま多みよしのゝやまは遊きふる 俊 画家不明心あてにおらばやおらむ初霜のをきまどはせるしら菊の花 公 筆者不明いづくとも春のひかりはわかなくにまだみよしのゝ山は雪ふる 俊 中院通茂筆いづくともはるのひかりはわかなくにまだみよしのゝやまはゆきふる 俊 久我広通筆いづくともはるのひかりはわかなくにまたみよしのゝ山は雪ふる 俊...
View Article三十六歌仙 コレクション3 2020年4月更新
三十六歌仙 公:公任 俊:俊成大中臣頼基一ふしに千代をこめたる杖なれはつくともつきし君がよはひは 公 俊 日野弘資筆坂上是則み吉野の山のしら雪つもるらしふるさと寒くなりまさるなり 公 俊 松風(画家不詳)みよし野の山の白雪つもるらしふるさとさむく成まさる也 公 俊 日野弘資筆源重之かせをいたみ岩うつなみのをのれのみくたけて物をおもふころ哉 公 俊...
View Article三十六歌仙 コレクション4 2020年4月更新
三十六歌仙 公:公任 俊:俊成 藤原高光かくばかりへがたくみゆる世中に浦山しくもすめ○月哉 公 俊 筆者不明かくばかりへがたくみゆる世中にうらやましくもすめる月かな 公 俊 四辻季賢筆かくばかりへがたくみゆる世中にうらやましくもすめる月かな 公 俊 画家不明 小大君 岩橋の夜の契りも絶えぬべし明くる侘しき葛城の神 公 俊 松風(画家不詳) 中務...
View Article美濃の家づと 二の巻 秋歌下2
百首の哥の中に 式子内親王 跡もなき庭の浅茅にむすぼゝれ露のそこなる松虫の聲 三の句、むすぼゝれてと、て°もじなくて、たゞよはしき心地 す。されど然いひては、いよ/\あし。 松虫を、人まつ意 にとりて、跡もなきといふは、人のこぬよし、むすぼゝれも 思ひむすぼゝるゝよし、露の庭なるも、涙の心あるべし。 題しらず 慈圓大僧正...
View Article三十六歌仙 コレクション2 残 2020年4更新
三十六歌仙 藤原興風 たれをかもしる人にせむ高砂の松もむかしの友ならなくに 公 俊 画家不明 藤原敏行 秌きぬとめにはさやかにみえねどもかぜの音にぞ驚かれ○る 公 俊 筆者不明 源公忠ゆきやらで山路暮らしつほとヽぎすいまひとこゑのきかまほしきに 公 俊 宰相(筆者不詳) 行やらで山路くらしつほとゝぎすいま一こゑのきかまほしきに 公 俊 万里小路雅房筆...
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