これは宣長六十一寛政の二とせと
いふ年の秋八月に手づからうつし
たるおのがゝたなり
筆のついでに
しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ
朝日にゝほふ山さくら花
掛軸サイズ
横幅約46cm
縦幅約185cm
木版○
四四 本居宣長先生肖像
画家 不詳 特立獨行
参考
徹底分析・本居宣長六十一歳自画自賛像 本居宣長記念館解説
本居宣長六十一歳画像 本居宣長記念館解説
「今も広く知られる「本居宣長六十一歳自画自賛像」ですが、宣長の生前中にも、師の姿を手元に置きたいという門人は大勢いました。そこで数多くの写しが制作されましたが、中でも名古屋の吉川義信が描く宣長像は宣長自身も認める出来映え。高弟と言われる門人たちは皆、義信の描いた宣長像を持っていたと言われています。」