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不要不急の用で、銀座に行く。2年ぶりの銀座駅は、様子がまるで違って、浦島太郎状態。
ある方のblogに、京都寺町通の鳩居堂の線香を焚いて楽しんでいるとあった。何度か冷やかしで入ったが、買い物をしたことは無い。
松栄堂の線香も残り少なくなったので、鳩居堂(きゅうきょどう)が東京銀座にあるとの事で、銀ブラついでに、買う。
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銀座の鳩居堂は、東京の人、特にバブル時代を過ごした人なら誰でも知っている、日本一の地価の場所(1m2当たり4千272万円。はがき一枚分の広さで約63万2千円。36年間日本一)。従って足を踏み入れようと言う気は一度も無かった。京都寺町の店に入った時、銀座と同じ店と言う意識はなく、調べてびっくり。
所詮煙となって消える物と言う素人考えで、とにかく和歌に関連するものをと言うので、「ちとせ(ミニ)」を買う。
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拾遺集巻第一 春歌上
入道式部卿のみこの子日し侍りける所に
大中臣能宣朝臣
千歳まで限れる松も今日よりは君に引かれて万代を経む
前置きが、長くなったが、をちこちには、
新古今和歌集巻第十 羇旅歌
和歌所歌合に騎中暮といふことを
藤原雅経
いたづらに立つや浅間の夕けぶり里とひかぬるをちこちの山
よみ:いたづらにたつやあさまのゆうけぶりさとといかぬるおちこちのやま 選者無 隠
意味:むやみに立ち昇る浅間山の夕煙に、夕飯の支度をする里の煙と見分けがつかず、今夜泊まれる里がわからなくなっています。まだ深い山々の中で。
備考:建永元年七月二十五日卿相侍臣歌合。本歌は伊勢物語八段。定家十体の事可然様の例歌。
がある。
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この香立は、引っ越しの時に袖が割れてしまったが、アロンアルファでくっ付けて使っている。もちろん自分の銘は「李白」(本当の名前は、麗香炉シルクロード)としている。
こんな時期に、しかも熱中症の危険が高い午後にと、をちこち人の見やは咎めん?