（ウェッブリブログ 2009年07月11日）
レッドクリフ Part II 未来への最終決戦 : 作品情報 - 映画.com
レッドクリフ Part II 未来への最終決戦の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。魏軍と呉蜀連合軍が中国・長江で繰り広げた「三国志演義」最大の決戦“赤壁...
風が吹き
人生何幾ぞの夢を消し去る
唯だ酒を飲むのみ
レッドクリフⅡを遅まきながら見た
曹操は天下の悪人「乱世の奸雄」として語り継がれて来たが、疫病に罹った兵士に感染の恐れもあるのに、故郷へ生きて帰ろうと語り、兵士達がこれに感動して皆が鼓舞する場面がとても印象的。徳が無ければ天下は治まらないという事か。
新型インフルに外国修学旅行の初の感染例を出した時のマスコミと苦情電話を学校に掛けた小人達とは偉い違いだ。
短歌行 曹操
對酒當歌 酒に対してまさに歌うべし
人生幾何 人生幾何ぞ
譬如朝露 譬えば朝露の如し
去日苦多 去る日はなはだ多し
慨當以慷 慨してまさに以て慷すべし
憂思難忘 憂思忘れ難し
何以解憂 何を以て憂いを解かん
唯有杜康 唯だ杜康有るのみ
青青子衿 青青たるきみが衿
悠悠我心 悠悠たる我が心
但為君故 但だ君の為の故に
沈吟至今 沈吟して今に至る
呦呦鹿鳴 ゆうゆうとして鹿は鳴き
食野之苹 野のよもぎを食らう
我有嘉賓 我に嘉賓あらば
鼓瑟吹笙 瑟を鼓し笙を吹かん
明明如月 明明たること月の如きも
何時何掇 何れの時にかとるべき
憂從中來 憂いは中より来りて
不可斷絶 断絶すべからず
越陌度阡 陌を越え阡を度り
枉用相存 枉げて用て相存す
契闊談讌 契闊談讌して
心念舊恩 心に旧恩を念う
月明星稀 月明らかに星稀れに
鳥鵲南飛 鳥鵲南に飛ぶ
繞樹三匝 樹を繞ること三匝
何枝可依 何れの枝にか依るべき
山不厭高 山は高きを厭わず
海不厭深 海は深きを厭わず
周公吐哺 周公は哺を吐きて
天下歸心 天下は心を帰す
赤壁 杜牧
折戟沈沙鐵未銷 折れた戟は沙に沈ずみ鉄は未だ銷ず
自將磨洗認前朝 自ら将ちて磨き洗えば前朝と認む
東風不與周郎便 東風周郎に便を与えずば
銅雀春深鎖二喬 銅雀は春深み二喬は鎖したらん