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夏歌 ひぐらしの声

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新古今和歌集 第三 夏歌

 百首の歌中に          式子内親王

ゆふだちの

      雲も

  とまらぬ

夏の日の

 かた

   ぶく

    山に日ぐらしの聲

読み:ゆうだちのくももとまらぬなつのひのかたぶくやまにひぐらしのこえ 隠

意味:夕立を降らせた雲がどこかに消え、夏の太陽が傾いた西の山にひぐらしの声が響いています。

作者:しきしないしんのう1149~1201しょくしないしんわうとも。後白河上皇の皇女、賀茂神社の斎院。藤原俊成に和歌を学ぶ。忍恋の情熱的な秀歌が多い。

備考:出典未詳。美濃の家づと、九代抄、九代集抄

琵琶湖疏水


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