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万葉集 高円の野

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      大伴家持

 をみなへし秋萩しのぎ

さ雄鹿の露分け

  鳴かむ高円の野ぞ

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万葉集巻第二十4297

天平勝寶五年八月十二日二三大夫等各提壷酒 登高圓野聊述所心作歌三首

乎美奈弊之 安伎波疑之努藝 左乎之可能 都由和氣奈加牟 多加麻刀能野曽

意味:女郎花や秋萩を凌ぎ牡鹿が露分けて鳴くここは高円の野ですぞ。

備考:二三大夫は、大伴池主、中臣清麻呂、大伴家持。天平勝宝五年は、753年。

愚説:聊か思う所を述べて作ったと有り、主催者は池主で、「紐解き開けな」とうちとけましょうとあり、清麻呂は、雁が鳴くと萩が紅葉するとある。これを譬喩と捉えると、女郎花、秋萩は光明皇后、孝謙天皇、雁は藤原仲麻呂、牡鹿は大伴や中臣などのそれ以外の氏族。左京少進に成ったばかり、左中弁、大伴氏の長であるが少納言ととても身分の低い下級官僚が愚痴をこぼしあったと解するべきか。当時、仲麻呂が官位人事を司り、橘諸兄勢力の力を削ぎ台頭した時期。

写真 白毫寺からの奈良市内


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