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眼鏡市場店にて
まえかみも またわかくさの にほひかな
(前髪もまだ若艸の匂ひかな 松尾芭蕉)
きみかよの しるしとそみる すみよしの まつふくかせも のとけかりけり
君が代の験とぞ見る住吉の松吹く風ものどけかりけり (続拾遺集 巻第二十神祇歌)
こまとめて そてうちはらふ かけもなし さののわたりの ゆきのゆふくれ
駒とめて袖をうちはらふかげもなし
佐野のわたりの雪の夕暮(新古今和歌集 冬歌)
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やまさとは かすみわたれる けしきにて そらにやはるの たつをしるらむ
山里は霞わたれるけしきにて空にやはるの立つを知るらん(山家集)
つのくにの なにはのはるは ゆめなれや あしのかれはに かせわたるなり
津の国の難波の春は夢なれや葦の枯葉に風渡るなり(新古今和歌集 冬歌)
こひしねと するわさならし うはたまの よるはすからに ゆめにみえつつ
恋死ねとするわざならしむばたまの夜はすからに夢に見えつつ(古今和歌集 恋歌一)
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あききぬと めにはさやかに みえねとも かせのおとにそ おとれかれぬる
秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(古今和歌集 秋歌上)
みわたせは やなきさくらを こきませて みやこそはるの にしきなりける
見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける(古今和歌集 春歌上)
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