住吉の神の御歌、
夜や寒きころもやうすき片ぞきのゆきあはぬまより霜やおくらむ
これ、御社の年つもりて荒れにければ、帝の御夢に見せたてまつらせ給へる歌なり。片削といへるは、神の社の棟に、高くさしいでたる木の名なり。住吉の御社は、二つの社さしあひてあれば、その二つの社の朽ちにたるよしを、詠ませ給へるにや。
かたそぎを、かささぎと書ける本もあるか。歌論義に互に争へることあり。鵲といひては心も得ず。
【略】
※かたそぎ
新古今和歌集巻第十九神祇歌
住吉の神の御歌、
夜や寒きころもやうすき片ぞきのゆきあはぬまより霜やおくらむ
これ、御社の年つもりて荒れにければ、帝の御夢に見せたてまつらせ給へる歌なり。片削といへるは、神の社の棟に、高くさしいでたる木の名なり。住吉の御社は、二つの社さしあひてあれば、その二つの社の朽ちにたるよしを、詠ませ給へるにや。
かたそぎを、かささぎと書ける本もあるか。歌論義に互に争へることあり。鵲といひては心も得ず。
【略】
※かたそぎ
新古今和歌集巻第十九神祇歌