![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/90/5d2b8783117c87c448be78043d2e432a.jpg)
儀同三司母
忘れ
じ
の
行末
までは
かた
ければ
けふを
かぎり
の
命
ともがな
ーーーーーーーーー
○儀同三司母
高階後拾遺有
作者部類曰
從三位成忠女
掌侍貴子号
高内侍中関
白道隆公室
儀同三司伊
周公母也
伊周公
長徳二年二月廿
四日有事左遷太
宰府同三年四
月三日帰京号
帥内大臣儀同
三司私曰儀同
三司ハ三公凖
スル義ナリト云云
ーーーーーーーーーーーーーーーー
此哥の心はある人のかたへ通れしに
男の心さだまらざれば今おわる
とき命もきえばはなりあかれて
好く人でもかいなしと也新古今集
恋哥に巻頭にありことば書に
中の関白通そめ侍る比とあり
○雪の云哥の心はいくとせをふる
ともわすれじとはいふ共世間のあり
さま変じやすき習なればわすれじ
とは思ひ給ふべけれどわすれずに
ある事はかたきものなればわすら
れたる時うき物思ひをせんかはと也
○季注に忘るらんと思ふ心のうた
がひにありしよりげにものぞ
かなしき
ーーーーーーーーーーーーーーーー
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/eb/9171c60075d51babc7ee2298be6a9a1f.jpg)