正治二年
十二月
廿二日。天晴る。早旦、院に参ず。中島の宮に於て、家長百首の歌を読み上ぐ。寂蓮、家隆等三人に聴聞すべきの由、仰せあり。百首聞き了んぬる(御製真実に殊勝)の間、左大臣殿、参ぜしめ給ふと云々。即ち門前に参ず。御参の由、女房に申す。ー略ー。
十二月
廿二日。天晴る。早旦、院に参ず。中島の宮に於て、家長百首の歌を読み上ぐ。寂蓮、家隆等三人に聴聞すべきの由、仰せあり。百首聞き了んぬる(御製真実に殊勝)の間、左大臣殿、参ぜしめ給ふと云々。即ち門前に参ず。御参の由、女房に申す。ー略ー。