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Channel: 新古今和歌集の部屋
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唐詩選画本 蘇氏別業 祖詠 

 蘇氏別業 別業居幽處到來生 隱心南山當戶牖灃水 映園林竹覆經冬雪 庭昏未夕陰寥寥人 境外閒坐聽春禽 蘇氏別業 祖詠 別業幽処に居す 到来すれば隠心を生ず 南山戸牖に当り 灃水園林に映ず 竹は覆冬を雪を経し 庭は昏し未だ夕ならざる陰りに 寥寥たり人境の外 閒坐して春禽を聴く

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家長日記 俊成九十賀屏風歌 後鳥羽院 かささぎの渡せる橋

源家長日記 俊成入道九十の賀 今年、三位入道は、九十ぢの齢になむ滿ち侍る。此の道 にかばかり巧みなる人の、今に世に殘れる事、來しかた 行く末ありがたかンめるを、去年ごろまでは御會のたび に強々しげにて參られしが、今年となりては、少しも身 じろぎも叶はずとて、かき絶え參られず。それにつけて も、この世の面目を極め果てさせむとおぼしめして、か の光孝天皇の御時、花の山の僧正仁壽殿に召して、賀を...

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牧水 秩父の春 飯能市

しら/"\と   流れて遠き      杉山の  峡のあさ瀬に     河鹿鳴く        なり 若山牧水 歌集くろ土 秩父の春 埼玉県飯能市 市民会館 駐車場

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明月記 元久元年九月二十四日 部類所労術無し

明月記 元久元年 九月 廿四日。天晴る。ー略ー。 近日和歌の部類、日毎に催すと雖も、所労術無き由、披露す。万事に興無し。公衆甚だ無益なり。道心を以て、憖旬月を送る。只耻辱を増す有るか。

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唐詩選画本 峴山懷古 陳子昂

 峴山懷古         陳子昂 秣馬臨荒甸登高覽 舊都猶悲墮涙碣尚想 臥龍圖城邑遙分楚 山川半入呉丘陵徒自出 賢聖幾凋枯野樹蒼烟 斷津樓晩氣孤誰知萬 里客懷古正踟躕 馬に秣て荒甸に臨み 高に登て旧都を覧る 猶悲む堕涙の碣 尚想ふ臥竜の図 城邑遥に楚を分ち 山川半ば呉に入る 丘陵徒に自から出で 賢聖幾か凋枯す 野樹蒼煙断へ 津楼晩気孤なり 誰か知む万里の客 古を懐て正に踟躕せんとは

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唐詩選画本 同韋舎人早朝 沈佺期

  同韋舎人早朝        沈佺期 閶闔連雲起巖廊拂霧 開玉珂龍影度珠履鳫 行来長楽宵鐘盡明光 曉奏催一經傳舊徳五字 擢英○儼若神仙去紛從霄 漢廻千春奉休曆分禁喜趨倍 注○ 唐詩選によると才 韋舎人の早に朝すに同す 閶闔は雲に連て起り 巌廊は霧を払って開く 玉珂龍影度り 珠履雁行来る 長楽宵鐘尽き 明光暁奏催す 一経旧徳を伝へ 五字英才擢づ 儼として神仙の去りて 紛として霄漢従り廻るが若し...

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家長日記 新人女流歌人の発掘

源家長日記...

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唐詩選画本 王閬州筵奉酬十一舅惜別之作 杜甫

 王閬州筵奉酬  十一舅惜別之作 杜甫 萬壑樹聲滿千崖秋氣 高浮舟出郡郭別酒寄 江濤良會不復久此生 何太勞窮愁但有骨羣 盜尚如毛吾舅惜分手 使君寒贈袍沙頭暮黃 鵠失侶亦哀號 万壑樹声満ち 千崖秋気高し 浮舟郡郭を出で 別酒江濤に寄す 良会復た久からず 此の生何ぞ太だ労す 窮愁但だ骨のみ有りて 群盜は尚毛の如し 吾が舅手を分つを惜しみ 使君寒に袍を贈らる 沙頭暮の黃鵠 侶を失ひて亦哀号す

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昔男時世妝 初冠

昔男時世妝       ならの京   かす    がの里 昔男時世妝巻之一   ○むかしおとこ初冠の段 むかしおとこうゐ冠してならの京、春日の里にしる よしして狩にいにけり。まづ此初段、業平ならの京に ぬしの領地や在けん。そこらを狩などにも出られたると 見えたり。その里にとは、どこぞそこらのはにふ。今此 ごろの下屋敷などいはんやうなり。里離れの家に、かこはれ...

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家長日記 建仁元年八月十五夜の具親早退

源家長日記...

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唐詩選画本 春帰 杜甫

 春歸     杜甫 苔徑臨江竹茅簷覆 地花別来頻甲子歸 到忽春華倚杖看孤 石傾壷就浅沙遠鴎 浮水静軽燕受風斜 世路雖多梗吾生亦有 涯此身醒復酔乗興 即為家 春帰     杜甫 苔径江に臨む竹 茅簷地を覆ふ花 別しより頻に甲子あり 帰り到れば忽にち春華 杖に倚り孤石を看 壷を傾て浅沙に就く 遠鴎水に浮んで静かに 軽燕風を受けて斜めに 世路梗がること多しと雖も 吾が生亦涯り有 此の身醒て復た酔ふ...

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建仁元年八月十五夜撰歌合

建仁元年八月十五夜撰歌合 題 (月十題) 月多秋友 月前松風 月下擣衣 海邊秋月 湖上月明 古寺殘月 深山暁月 野月露涼 田家見月 河月   作者 (25人)   左 女房(後鳥羽院) 左大臣正二位藤原朝臣(良経) 沙彌釋阿(俊成) 俊成卿女 宮内卿 越前 丹後 散位正四位下藤原朝臣有家 沙彌寂蓮 從五位下行右馬助臣源朝臣家長 散位從五位下臣鴨県主長明 正六位上行左兵衛尉臣藤原朝臣秀能   右...

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うすくこき 宮内卿の歿年4 建仁元年名月の早退 

5 建仁元年八月十五夜撰歌合の具親の早退 源家長日記の建仁元年八月十五夜の名月の日、「くまなく」快晴の日、「そのよいさゝかれいならぬ事いできて、具親とくいでられ侍」と突然源具親が早退した。...

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唐詩選画本 早秋与諸子登虢州西亭観眺 岑参

 早秋與諸子登虢州  西亭観眺       岑參 亭高出鳥外客到 与雲齊樹點千家小 天圍萬嶺低殘虹挂 陝北急雨過関西酒榼 緣青壁瓜田傍綠溪微 官何足道愛客且相 携唯有鄉園處依々 望不迷  早秋諸子と虢州の西亭に  登りて観眺す        岑參 亭高くして鳥外に出で 客到て雲と斉し 樹点して千家小さきに 天囲んで万嶺低し 残虹陝北に挂り 急雨関西を過ぐ 酒榼青壁に縁り 瓜田緑溪に傍ふ...

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明月記 正治二年後鳥羽院後度百首

正治二年 十二月 廿二日。天晴る。早旦、院に参ず。中島の宮に於て、家長百首の歌を読み上ぐ。寂蓮、家隆等三人に聴聞すべきの由、仰せあり。百首聞き了んぬる(御製真実に殊勝)の間、左大臣殿、参ぜしめ給ふと云々。即ち門前に参ず。御参の由、女房に申す。ー略ー。

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国貞 当世美人風流遊 浮世絵コレクション

當世美人風流遊  印 印 香蝶樓   版元印   豊國画 ◯ 歌川国貞 後に三代目豊国。香蝶楼は、英一蝶と一蝶の名の信香から。 早稲田大学図書館コレクション 香蝶樓豊国 平成30年11月25日 壱

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守覚法親王五十首歌

守覚法親王五十首歌 21首    春歌上 守覺法親王五十首歌よませ侍りけるに              藤原定家朝臣 春の夜の夢のうき橋とだえして峯にわかるるよこぐもの空 守覺法親王五十首歌に              藤原定家朝臣 大空は梅のにほひにかすみつつくもりもはてぬ春の夜の月 守覺法親王の五十首歌合に              藤原定家朝臣...

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明月記 建久八年 守覚法親王五十首歌

建久八年 十二月 五日。天晴る。少輔入道来る。一日召しに依り、仁和寺宮に参ず。仰せに云ふ、五十首和歌を詠まんと欲す。定家父子、詠進すべきの由、相示すべしといへり。時に云ふ、身憚り多しと雖も、此の事を聞きて左右なく領状。宮の御事更に似ざる事なり。 守覚法親王五十首歌

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時代不同歌合の成立年について

時代不同歌合の成立年については、樋口芳麻呂は、 ①秀能の「久方の」は出家後の百首であるので、承久三年以降 ②定家が権中納言、家隆が正三位から、貞永元年(1232年)~嘉禎元年(1235年)九月の間 ③後鳥羽院二首、秀能一首は遠島御歌合の歌なので、嘉禎二年七月頃。 と異本間の差異により成立年を推計している。...

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百人一首拾穂抄 かささぎの渡せる橋

百人一首拾穂抄 北村季吟 天和元年霜月冬至日 中納言家持 延暦二年七月十九日任中納言 万葉ノ勸物ニ云〈仙覚法師ノ説〉大伴宿禰家持。大納言贈二位安麿孫大納言旅人子。〈御抄 拾芥抄...

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