新古今和歌集巻第一
春哥上
はるたつこゝろをよみ侍ける
攝政太政大臣
御よし野は山もかすみて白雪のふりにし里に春はきに
けり
春のはじめの哥
太上天皇
ほの/"\と春こそ空にきにけらしあまのかぐ山霞たな
びく
百首哥たてまつりし時春の哥
式子内親王
正平十二年正月六日書冩之記
同廿三日全讀命書入落字了
前中納言藤原為忠
正平十二年(1357年)
二条為忠 書写
新古今和歌集巻第一
春哥上
はるたつこゝろをよみ侍ける
攝政太政大臣
御よし野は山もかすみて白雪のふりにし里に春はきに
けり
春のはじめの哥
太上天皇
ほの/"\と春こそ空にきにけらしあまのかぐ山霞たな
びく
百首哥たてまつりし時春の哥
式子内親王
正平十二年正月六日書冩之記
同廿三日全讀命書入落字了
前中納言藤原為忠
正平十二年(1357年)
二条為忠 書写