$ 0 0 新古今和歌集 巻第二春上 家の八重桜を折らせて惟明親王のもとにつかはしける 式子内親王 八重 風より にほふ さきに 軒端の桜 訪ふ人も うつろひぬ がな かへし 惟明親王 つらきかな うつろふまでに 八重桜 とへとも いはで 過ぐるこころは 読み:やえにほふのきばのさくらうつろひぬかぜよりさきにとうひともがな 読み:つらきかなうつろふまでにやえざくらとへともいはですぐるこころは 大炊御門殿跡(京都地方裁判所)八重紅枝垂桜