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Channel: 新古今和歌集の部屋
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家長日記 新古今和歌集勅命

かやうに常のことなれば、良き悪しき多く積もれる哥ども、又古ききはの哥も、昔の人おのづから身及ばざるも有るべし。かれこれを、心の及ばむ限り求め集めて奉るべきよし、六人に仰す。 通具朝臣   有家朝臣   定家朝臣 家隆      雅經      沙弥寂蓮...

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軒端の梅 玉葉 式子内親王記事

玉葉 巻六十六 建久八年三月 十六日《庚寅》閑院、遷御大炊御門齋院御所云々。或云爲蹴鞠云々。或云、有御夢想事、但秘藏云々。

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軒端の梅 玉葉 建久三年二月十七日後白河院所領処分

玉葉 建久三年二月十七日 探索中 随心院文書承久四年四月五日太政官牒

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軒端の梅 玉葉 建久三年五月一日 大炊御門殿明け渡し要求

玉葉 建久三年五月 一日壬申雨降る。…略… 前齋院(式子内親王)この亭に渡らるべし《法皇の処分によるなり》と云々。仍つて兼親を以て使となし、右大臣並びに經房卿に触れ遣はす《件の卿、かの齋院の御見たりと云々》。夜に入り歸り來たり云はく、 右大臣云はく、公家の御沙汰、法住寺の萱御所、若しは西八條泉御所等、齋院暫くおはします。尤も然るべし。但しかの宮の事進退する能はず。戸部に触れ仰せらるべしと云々。...

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源平盛衰記 養和の飢餓

源平盛衰記 於巻 第二十七 太神宮祭文東國討手帰洛附天下餓死事 …略…。...

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軒端の梅 家長日記 後鳥羽院譲位

正月になりぬ。御位ゆずり申させ給ひて大炊の御門の前齋院の御所に移り住ませ給ふ。いまだほういはじめ無き程なれば、變はる所なき姿どもなり。 内侍所の還らせ給ひしぞ、思ひしよりけに別れの涙ところせきまで侍りし。御剱、しるしの筥、内侍取りて御階より下りて渡し奉りし程、出でさせ給ふまヽに、内侍所をやぶりのヽしりなどせし、 さばかり、あした夕べに拝し奉りなどせしものを、あらぬさまなることかな。...

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源平盛衰記 安元の大火

源平盛衰記 巻第四 京中焼失事...

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軒端の梅 吉田経房 吉田亭蹟の推定

花洛名勝図会 神楽岡 俗に吉田山といふ。黒谷の北西にありたり。 卜部家齋場所 右同所にあり。元京師近衛室町の私邸に在し、古又は 智福院 齋場所樓門の東南にあり、法輪山と号す。 新長谷寺 同所の西にある堂。 吉田 神楽岡の西といふ所の町。 吉田家 吉田山神楽岡西の麓の南にあり。 萩原家 新長谷寺の西にあり。 神龍院 同所の南あり。 吉田神社 右同所の北にあり。神楽岡の中央西の麓。...

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筆者不明和歌 月影の宿

   見る人の心は のみ    空にあくが   すめる   れて月     宿かな   の影 続古今和歌集 巻第四秋歌上 題不知 大納言経信母 伝 冷泉為広 筆

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六百番歌合 余寒 筆者不明掛軸

新古今和歌集 巻第一 春歌上 家の百首歌合に余寒の心を           摂政太上大臣 空はなほ霞もや   らず風冴えて    雪気に曇る     春の夜の月 読み:そらはなほかすみもやらずかぜさえてゆきげにくもるはるのよのつき 意味;空はまだ春というのに霞もせず、風は寒く雪が降りそうな雲行きの春の夜の月だ...

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浦の苫屋の秋の夕暮 筆者不明和歌

  藤原定家       朝臣 浦の 見渡せば  苫屋の  花も紅葉も   秋の    夕暮    なかりけり 読み:みわたせばはなももみぢもなかりけりうらのとまやのあきのゆうぐれ

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墨染寺 今年ばかりは

古今和歌集 巻第十六哀傷歌 堀川のおほきおほいまうちぎみ身まかりにける時に、深草の山にをさめてけるのちによみける   上野岑雄 深草の  野辺の桜し    心あらば      今年ばかりは墨染めに咲け

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俊成三十六人歌合  猿丸大夫 伊勢

  左   猿丸大夫 おく山にもみぢ    ふみわけ鳴くしかの  声きくときぞ     秋はかなしき 千種 有維 寛永15年(1638年) - 元禄5年(1693年) 右      あら  伊勢     じと   三輪の山   おも たづ  いかに待  へば  ぬる   みむ年   人も    ふと          も 堯延入道親王 延宝4年(1677年)- 享保3年11月29日(1719年)

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俊成三十六人歌合  源公忠 山辺赤人

 左    源公忠 いま  行 やら  ひと     で   こゑ   山路     の   くら 聞かま   し つ  ほし  ほとヽぎ   さに    す  右  山邊赤人 わかの浦にしほみち くればかたをなみ   あしべをさして     たづ鳴       わた         る 一条 兼香 元禄5年1(1693年)-寛延4年(1751年)

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俊成三十六人歌合 平兼盛 壬生忠見

 左   平兼盛 くれて行 秋の   かたみにおく物は    わがもとゆいの     しもにぞありける 近衞 家熈 寛文7年(1667年) - 元文元年(1736年)   右     壬生忠見 恋すてふ わがなは    まだき立にけり  ひとしれずこそ    おもひそめし         か

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切出歌 西行 その如月の望月の比

巻第十八 雑歌下 だいしらず     西行法師 ねがはくは    花のもとにて      春死なむ   その     如月の       望月の         ころ   読み:ねがはくははなのもとにてはるしなむそのきさらぎのもちずきのころ 意味:願いが叶うなら桜が咲く木の下の春に死にたいものだ。その2月の満月の頃、調度釈迦が涅槃に入った日に。 備考:切出歌。新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫)

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哀傷歌 菖蒲

新古今和歌集 巻第八 哀傷歌 稚き子の失せにけるが植ゑ置きたりけるを見てよみ侍りける        高陽院木綿四手 あやめ草誰しのべとや裁置きてよもぎが本の露と消えけむ  歎事侍ける比五月五日人の許へ申し遣はしける   上西門院兵衛 けふ来れどあやめもしらぬ袂かな昔をこふるねのみかヽりて

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哀傷歌 時雨形見 筆者不明断簡コレクション

 雨中無常といふことを              太上天皇 なき人の形見の雲やしぐる覧夕べの雨に色は見えねど  琵琶皇太后宮隠れて後十月ばかり彼の宮の人々の中  に誰ともなくてさしおかせたる              相模 神無月しぐるヽころもいかなれや空に過ぎにし秋のみや人  右大將通房身まかりて後手習ひすさびて侍りける  あふぎを見出してよみ侍りける              土御門右大臣女...

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巻第二春歌下 風より先に訪ふ人もがな

新古今和歌集 巻第二春上  家の八重桜を折らせて惟明親王のもとにつかはしける             式子内親王      八重 風より   にほふ  さきに   軒端の桜   訪ふ人も  うつろひぬ      がな かへし             惟明親王  つらきかな うつろふまでに      八重桜    とへとも       いはで       過ぐるこころは...

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哀傷歌 筆跡形見 筆者不明断簡コレクション

 齋院女御の許にて先帝のかヽせ給へりけるさうしを見  侍りて         馬内侍 尋ねても跡はかくてもみづぐきのゆくへも知らぬ昔なりけり  かへし         女御徽子女王 いにしへのなきに流るヽみづぐきは跡こそ袖のうらによりけれ  恒徳公かくれて後女の許に月あかき夜忍びてまかりて  よみ侍りける     藤原道信朝臣 ほしもあへぬ衣の闇にくらされて月ともいはずまどひぬるかな...

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