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後拾遺和歌集 伝惟房筆 蔵書

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           愛媛          大学 古典叢刊 29          

後拾遺和歌集 伝惟房筆本




後拾遺和歌集 伝惟房筆本   編者:糸井通浩 初版:昭和56年7月1日 刊行:愛媛大学法文学部国語国文学研究室 愛媛大学 古典叢刊刊行会


今治市河野信一記念文化館(現今治市河野美術館)蔵   後拾遺和歌集上、下の二巻に別れているが、実際は、巻第一から巻第十までの上巻のみ。   秋上 333   題しらず              良暹法師 さびしさに宿を立出てながむればいづくもおなじ秋の夕暮   惟房筆 万里小路惟房 永正十年(1513年)-元亀四年(1573年) 室町時代の公卿、内大臣。 三条西実枝と並び、この時代を代表する教養人として名が知られていた。諸芸に秀でていたが特に書道と歌道に優れ、格調高く迫力迫る和歌懐紙等が大名家に伝来している。室町時代の公家の気骨を知る上で、きわめて重要な書物である。また千利休が活躍した安土桃山時代の公卿でもあり、惟房の和歌懐紙の掛け幅は、現在の茶道において極めて珍重されている。   見返し山水絵 狩野永徳 画

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