新古今和歌集 文永本 冷泉家時雨亭文庫 蔵書
* 冷泉家時雨亭叢書 新古今和歌集 文永本 朝日新聞社 冷泉家時雨亭叢書 第四期 第四十回配本 第五巻 新古今和歌集 文永本 編者:財団法人冷泉家時雨亭文庫 初版:2000年4月1日 発行:朝日新聞社 三冊 第一冊 真名序、仮名序、春夏秋 第二冊 冬賀哀傷離別騎旅 第三冊 戀一二三四五 第四冊に分かれていたと思われるが、第四冊は無し。...
View Article田兒之浦從 百人一首宗祇抄
百人一首抄 宗祇 山邊赤人 田子の浦に打出て見れば白妙の冨士の高根に雪は降つゝ 此浦は、磯かつれふかければ、立出ずしては見えぬ山也。 冨士は、つねに雪きえぬ所なれば、白妙なる上に、又、 ろう/\とくもりて、雪の降たる景気、言語道断 の所を、ともかくもいはずして、つゝいひ残したるなり。 あたりの山つえが磯、みほの松原、浮嶋が原など...
View Article隠岐本新古今和歌集 冷泉家時雨亭文庫 蔵書
冷泉家時雨亭叢書 隠岐本新古今和歌集 朝日新聞社 冷泉家時雨亭叢書 第三期第二十五回配本 第十二巻 隠岐本 新古今和歌集 編者:財団法人冷泉家時雨亭文庫 初版:1997年4月20日 発行:朝日新聞社 解題 後藤重郎...
View Article自讃歌 式子内親王 安政三年書写不明本 蔵書
山ふかみはるともしれぬ松の戸に たえ/"\かゝるゆきの玉みづ ながめつるけふはむかしに成ぬとも のきばの梅はわれを忘るな 詠わびぬ秋より外の宿もがな 野にも山にも月やすむらん 桐の葉もふみわけがたく成にけり かならず人をまつとなけれど 君まつとねやへも入らぬまきの戸に いたくなふけそ山の端のつき わすれては打なげかるゝ夕べかな 我のみしりてすぐる月日を...
View Article古今和歌集・嘉禄二年本・貞応二年本 冷泉家時雨亭文庫 蔵書
冷泉家時雨亭叢書 古今和歌集嘉禄二年本 古今和歌集貞応二年本 朝日新聞社 冷泉家時雨亭叢書 第二期第十三回配本 第二巻 古今和歌集嘉禄二年本 古今和歌集貞応二年本 編者:財団法人冷泉家時雨亭文庫 初版:1994年12月1日 発行:朝日新聞社 解題 片桐洋一 嘉禄二年四月九日書写本古今和歌集...
View Article絵入源氏物語 葵 祭の当日 蔵書
葵祭 斎王代路頭の儀 ちすけみて、かみきこめたるあやしの物どもの、手を つくりてひたいにあてつゝ、み奉りあげたるも、おこ がましげなるしづのおまで、をのがかほのならむ さまをばしらで、ゑみさかえたり。なにともみいれ 給まじき、ゑせずりやうのむすめなどさへ、心の かぎりつくしたるくるまどもにのるさま、ことさら び、こころげさうしたるなん。おかしきやう/\のみ物な...
View Article校正七部集 猿蓑 巻之三 2 蔵書
平田草苅よそれかおもひか 萩 の 露 李由 元禄二年翁に供せられてみちのく より三越路にかゝり行脚しけるに 加賀の國にていたはり侍りて伊勢 まで先達けるとて いつくにか たふれ 臥とも萩の原 曽良 桐 の木にうつら鳴 なる 塀の内 芭蕉 百舌 鳥鳴や入日さし 込 女松原 凡兆 亡人初鴈に...
View Article新古今和歌集 伝亀山院・青蓮院道円法親王筆 再購入蔵書
愛媛 大学 古典叢刊 25 新古今和謌集 一 伝亀山院・青蓮院道円法親王筆 愛媛 大学 古典叢刊 26 新古今和謌集 二 伝亀山院・青蓮院道円法親王筆 愛媛 大学 古典叢刊 27...
View Article後拾遺和歌集 伝惟房筆 蔵書
愛媛 大学 古典叢刊 29 後拾遺和歌集 伝惟房筆本 後拾遺和歌集 伝惟房筆本 編者:糸井通浩 初版:昭和56年7月1日 刊行:愛媛大学法文学部国語国文学研究室 愛媛大学 古典叢刊刊行会 今治市河野信一記念文化館(現今治市河野美術館)蔵 後拾遺和歌集上、下の二巻に別れているが、実際は、巻第一から巻第十までの上巻のみ。 秋上...
View Article田兒之浦從 万葉集解説各本
万葉集巻第三 318 田兒之浦從打出而見者眞白衣 不盡能高嶺尓雪波零家留 西本願寺本 シロタエノ タコノウラニウチイテミレハマシロニソフシノタカネニユキハフリケル 北村季吟 万葉拾穂抄 しろたへの 田兒之浦 從打 出而見 者真白 衣 たごのうらにうち出てみればましろにぞ 不盡能高嶺 尓雪波零家留 ふじのたかねに雪はふりける...
View Article絵入源氏物語 葵 千尋 蔵書
「君の御髪は、我削がん」とて「うたて。所狭うもあるかな。いかに生ひやらんとすらん」と、削ぎ煩ひ給ふ。 紫上たりねうばういでたつやとの給て、ひめ君のいとう つくしげにつくろひたてゝおはするを、うちゑみてみ 源詞奉り給。きみはいざ給へ。もろともに見んよとて、御 ぐしのつねよりもきよらにみゆるを、かきなで 給ひて、ひさしうそぎ給はざめるを、けふはよき...
View Article校正七部集 猿蓑 巻之三 3 蔵書
向のよき 宿も月見る契 か な 曽良 元禄二年つるかのみなとに月を 見て気比の明神に詣遊行上人の 古例をきく 月清し 遊行 のもてる 砂の上 芭蕉 仲秋の望猶子を送葬して かゝる夜の月も見にけり野へ送り 去来 膳所明 月や 處は寺の茶の 木はら 昌房 月見れは 人の 砧にいそかはし 羽紅 僧正 のいもとの小屋のきぬた哉 尚白 初潮や鳴門...
View Article田兒之浦從 万葉集解説各本2 万葉集略解
万葉集略解 反歌 田兒之浦從.打出見者.真白衣.不盡能高嶺爾.雪者零 家留. たごのうらゆ.うちでてみれば.ましろにぞ.ふじのたかねに.ゆきはふりける. 駿河の清見が先より東へ行ば、今薩埵坂といふ山の下渚 に昔の道あり。そこより向ひの伊豆の山の麓までの海、田兒の浦也。 右の岸陰の道を東へ打出れば、其入海越しに富士見ゆるとぞ。されば 田兒の浦より東へうち出て見ればといふう意にかくは詠めり。ゆは...
View Article絵入源氏物語 葵 逢ふ日 蔵書
葵祭斎王代路頭の儀行列 源詞させ給ていかでえ給へるところぞと、ねたさになん 内侍との給へば、よしあるあふぎのつまをおりて 内侍 はかなしや人のかざせるあふひゆへ神のし るしのけふをまちける。√しめのうちにはとある。源 げんてをおぼしいづれば、かの源ないしのすけなりけり。あさ ましうふりがたくもいまめくかなと、にくさにはしたなう 源...
View Article校正七部集 猿蓑 巻之三 4 巻之四 1 蔵書
行 秋の四 五日 弱るすゝき哉 丈草 立出る 秋 の夕 や 風ほろし 凡兆 世の中は 鶺鴒の尾のひまもなし 仝 塩 魚 の歯にはせかふや秋の暮 荷兮 春 梅咲て 人 の 怒 の悔もあり 露沾 上臈の山荘にまし/\けるに 候し奉りて 梅 が 香や 山路猟入ル犬のまね 去来 加賀梅が香や 分 入里は 牛 の角 句空 庭興 梅が香や...
View Article新古今的なるものの範圍 岩波講座日本文学 蔵書
岩波講座 日本文學 新古今的なるものの範圍 風巻景次郎 岩波書店 岩波 講座 日本文學 第八回配本 初版:昭和7年1月15日 発行:岩波書店 目次 (一)序 ー 萬葉的と新古今的 (二)諸本の異同の處理の仕方 ー 歌數の差・作家數の差・配列順の差の處理 ー 八代集抄本の採用 (三)八代集抄による統計...
View Article絵入源氏物語 葵 物の怪の悩み 蔵書
下鴨神社(賀茂御祖神社)御手洗池 葵いとゞよろづいとうくおぼしいられたり。大とのには 御ものゝけめきて、いたくわづらひ給へば、たれも/\おぼし 源なげくに、御ありきなどびんなきころなれば、二条 院にもとき/"\ぞわたり給。さはいへどやむごとな きかたは、ことに思ひきこえ給へる人の、めづらしき ことさへそひ給へる御なやみなれば、心ぐるしうお...
View Article自讃歌 九条良経 安政三年書写不明本 蔵書
みよしのゝ山も霞て白雪に ふりにし里に春はきにけり あまの戸をおし明方の雲間より 神よの月のかげぞ残れる 雲はみなはらひはてたる秋風を まつにのこして月をみるかな いつも聞ものとや人の思ふらん こぬ夕ぐれの松かぜのこゑ 我なみだもとめて袖にやどれ月 さりとて人のかげわ見へねど いはざりき今こんまでの空の雲 月日へだてゝもの思へとは わすれじと契りて出し面かげは みゆらんものを古里の月...
View Article軍記物語研究 岩波講座日本文学 蔵書
岩波講座 日本文學 軍記物語研究 五十嵐力 岩波書店 岩波 講座 日本文學 第十回配本 初版:昭和7年3月15日 発行:岩波書店 概要メモ...
View Article平家物語の考察 岩波講座日本文学 蔵書
岩波講座 日本文學 平家物語の考察 友枝照雄 岩波書店 岩波 講座 日本文學 第五回配本 初版:昭和6年10月15日 発行:岩波書店 目次 一 序説 二 流布本平家物語の考察 三 原本平家物語と文學的價値 四 定本の問題 五 作者及び成立年代 六 將來の研究について
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