(ウェッブリブログ 2011年10月02日)
白ゆりの臥す床の間に
花飾り
障子にうつる
秋ぞやさしき
山川登美子は、明星派の歌人で与謝野晶子と鉄幹を争ったとも言われており、鉄幹から「白百合の君」と呼ばれていたとの事。
福井県若狭の小浜市に家があり、市に寄贈され、今は記念館となっています。
9月の連休に、12年前は、若狭に行った事が無かったので出掛けた。
小浜市は、小浜湾に囲まれ、取れた鯖を京都に運び、鯖街道が出来上がったものだそうです。食文化の施設もあり、万葉集にも歌われているとの事。
遊覧船に乗り、湾を一周したのですか、台風15号の直後と言う事もあり、波は高く、湾の外には出ずじまいで、さっきまで晴れたと思えば雨が降り出し、又記念館に着く頃は晴れ渡るという「北国日和定めなき」と言う事でしょう。
湾を巡っていると巨大な建物が半島の先にあり、「ああ、これが今年有名になった関西電力大飯原発か…。でかいものだ」と。昔は鯖、今は電力を供給しているものだと変な感想を持ちました。
折角小浜に来たのだから魚でも食べようと思ったが生憎連休という事で、食堂はどこも満員。しょうがないので、鯖寿司の駅弁を買って帰える。