承久の乱(上):政子の演説が御家人を動かす、「幕府分裂」を読み違えた後鳥羽上皇(11)
将軍・源実朝の非業の死を契機に、幕府と朝廷の対立は決定的となった。後鳥羽上皇は、全国に向けて「北条義時を討て」と命令を出した。これに対し、幕府は尼将軍・北条政子...
承久の乱(下):武家が朝廷を破る、「配流の地」隠岐の島で後鳥羽上皇が過ごした日々(最終回)
「執権・北条義時を追討せよ」との後鳥羽上皇の命令が引き金となった承久の乱。反撃に出た鎌倉幕府軍は朝廷軍を打ち破り、その後650年近く続く武家社会の画期となった。しか...
遠島百首 第79歌 とはるるもうれしくもなしこの海をわたらぬ人のなみのなさけは(手紙で安否を問われても何もうれしいことはない。海を渡って隠岐の島に訪れて来ない人の通り一遍の情けなんて)