久堅の天の八重雲 ふりわけて 降りし 君をわれぞ むかへ し 伊勢市猿田彦神社
新古今和歌集巻第十九 神祇歌 延喜六年日本紀竟宴に 猿田彦 紀淑望 ひさかたの天の八重雲ふりわけて下りし君をわれぞ迎へし よみ:ひさかたのあめのやえぐもふりわけてくだりしきみをわれぞむかえし 隠 意味:遠い天から幾重にも重なった雲を振り分けて降臨された瓊瓊杵命を私猿田彦は出迎えた。 作者:紀淑望 きのよしもち?~919父は長谷雄。大学頭、東宮学士。古今和歌集の真名序の作者と言われる。 備考:延喜六年醍醐天皇の御代に、宮中で日本紀を進講した際、竟宴が行われ、歌人たちが日本書紀を題に和歌を奉った。
絵は版画だが、文字は毛筆で書かれている。
境内本居宣長歌碑
神世より神の御末と つたへ来て名くはし宇 治の土公わかせ
宣長