猿丸大夫(さるまるのたいふ / さるまるだゆう)は、三十六歌仙の一人。生没年不明。「猿丸」は名、大夫とは五位以上の位階を得ている者の称。
元明天皇の時代、または元慶年間頃の人物ともいわれるが、伝承は全く不明である。しかし『古今和歌集』の真名序(漢文の序)では六歌仙のひとりである大友黒主について、「大友の黒主が歌は、古の猿丸大夫の次(つぎて)なり」と述べており、少なくとも『古今和歌集』が撰ばれた頃には、それ以前の時代の人物として知られていたものと見られる。
令和5年12月15日 壱/八
猿丸大夫(さるまるのたいふ / さるまるだゆう)は、三十六歌仙の一人。生没年不明。「猿丸」は名、大夫とは五位以上の位階を得ている者の称。
元明天皇の時代、または元慶年間頃の人物ともいわれるが、伝承は全く不明である。しかし『古今和歌集』の真名序(漢文の序)では六歌仙のひとりである大友黒主について、「大友の黒主が歌は、古の猿丸大夫の次(つぎて)なり」と述べており、少なくとも『古今和歌集』が撰ばれた頃には、それ以前の時代の人物として知られていたものと見られる。
令和5年12月15日 壱/八