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三十六歌仙絵 猿丸大夫 画家不明色紙コレクション
お こ く 紅 な ゑ 山 葉 く き に ふ 鹿 く 秋 み の 時 は わ ぞ かな け しき 猿丸大夫(さるまるのたいふ / さるまるだゆう)は、三十六歌仙の一人。生没年不明。「猿丸」は名、大夫とは五位以上の位階を得ている者の称。...
View Article光る君へ まひるからの漢詩 帰去来辞 陶淵明
「光る君へ」#10 花山天皇退位! 寛和の変の直前に、道長とまひろが交わした和歌・漢詩の深い意味とは? 山本淳子の連載コラム第10回。寛和の変――寛和2年(986)、右大臣・藤原兼家一家による花山天皇を退位させんとする陰謀劇です。寛和の変の直前、権力欲にまみれた父たちに嫌... ステラnet 既自以心爲形役 奚惆悵而獨悲 既に自ら心を以て形の役(しもべ)と為す、...
View ArticleYouTube短歌:魔王の舞踏会 プロコフィエフ/「ロメオとジュリエット」をきいて
プロコフィエフ/「ロメオとジュリエット」~モンタギュー家とキャピュレット家 Prokofiev: Montagues and Capulets 権力欲を酒に 性欲を肴に 魔王の舞踏会が始まる この曲を初めて聞いたのは、有名ブランドの香水のCMだった。 先日、何気にCMを聞いていたら、バレエ公演のものでこの曲が流れ、この曲がプロコフィエフ作曲の「ロメオとジュリエット」...
View Article平家物語巻第十二 一 重衡切られ3
ほれてさぶらふに、奉りかへよとて、あはせの小袖に、じゃうゑを そへて出されたり。中将これをきがへつゝ、もとき給ひたるしやう ぞくをば、是をかたみに、御らんぜよとて奉り給へば、北のかた それもさる御事にてはさぶらへ共、はかなき筆のあと社、 後の世までの、かたみにてさぶらへとて、御すゞりを出され たり。中将なく/\一しゆの哥をぞかき給ふ。...
View Article源氏物語絵 横笛 土佐光成画コレクション
土佐光成 (正保三年(1647年) - 宝永七年(1710年)) 江戸時代初期から中期にかけて活躍した土佐派の絵師。官位は従五位下・形部権大輔。...
View Article美濃の家づと 三の巻 羇旅歌7
家隆朝臣 旅ねする夢路はゆるせうつの山関とはきかずもる人もなし 下句、ことさらにいへるなれど、同じやうの意かさなりて、わ づらはし。関にあらずは、もる人のなきこと、いふにや及ぶ 詩を歌に合せ侍りけるに山路秋行といふこゝろを 定家朝臣 都にも今や衣をうつの山ゆふ霜はらふつたの下道...
View Article元禄九年系図絵入本 春歌上 1
淺 みどり 花も ひとつに かすみつつ おぼろに 見ゆる 春の 夜の 月 新古今和歌集巻第一 春歌上 祐子内親王藤壺に住みはべりけるに女房う へ人などさるべきかぎり物語して春秋のあ はれいづれにか心ひくなど争ひ侍りけるに 人々多く秋に心を寄せ侍りければ 菅原孝標女...
View ArticleYouTube短歌:私といふ存在は
アルビノーニ:《弦楽とオルガンのためのアダージョ》 ト短調 私といふ存在は ほんの一瞬 ここにいた 確かなので歌ふ よく、歴史学を読んでいると、「○○は、他に記載がない事から存在が疑われる」と論じている。自分の存在は、他者に証明されないと無いのだろうか?と何時も思う。少なくとも歌は残っている。...
View Article百人一首図絵 藤原公任
(月の巻) 大納言公任 祖父小野宮實頼公父頼忠公母三品中務 卿代明親王女也。公任卿称四条大納言 たきの 猶 音は きこえ たえて 久しく なり ぬれど け 名こそ れ ながれて (花の巻) 大納言公任 たきのおとはたえて久しく なりぬれどなこそながれて 猶きこえけれ 拾遺集雑上大覚寺に ひと/"\あまたまかりた...
View Article光る君へ 倫子サロンでの古今集
(11)まどう心 - 大河ドラマ「光る君へ」 兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位し、為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が... (11)まどう心 古今集 恋歌四 題しらず よみ人しらず 君やこむ 我やゆかむの いざよひに まきのい たどもさゝず 寝にけり ※いさよひに...
View Article湖月抄 藤袴 夕霧のナンパ失敗 蔵書
源氏より玉かづらへの消息也 人づてならで有けり。殿の御せうそこ 冷泉院也。 孟夕霧 にて、内より仰ごとあるさま、やがて此君 細玉鬘源への返事 のかけ給はり給へるなりけり。御かへりおほ どかなるものから、いとめやすく、聞えな 夕霧の心に玉かづらのさまを思ひやる心也...
View Article唐詩選画本 五言七言排律5 五言排律 七言律 蔵書
五言排詩 唐詩選畫本 七言律 寛政三年辛亥五月 彫工 杉田金助 江都日本橋書肆嵩山房 小林新兵衛蔵 唐詩選画本 作者:芙蓉(画)、春臺、南郭(撰) 鈴木芙蓉、太宰春台、服部南郭 版:寛政三年~天保七年(1791~1836) 版元:小林新兵衛...
View Article平家物語巻第十二 一 重衡切られ4
にぶしの手へかへされけり。ぶし是をうけ取て、木津川のはた にて、すでにきり奉らんとしけるに、す千人の大衆、しゆごのぶ し見る人幾千万と云数を知ず。こゝに三位の中将の、年比の侍 に、木工右馬のぜうともときといふ者有。八条の女院に、けんざん にて候けるが、御さいごを見奉らんとて、むちをうちてぞはせ たりける。すでにきり奉らんとしける処に、はせついて、いそぎ...
View Article祝 愛子内親王殿下 学習院大学御卒業
【全文】愛子さま大学卒業「一生の思い出」 オンライン授業の戸惑い “当たり前”の尊さ実感された対面授業や友人との交流(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース天皇皇后両陛下の長女、敬宮愛子さまは3月20日、学習院大学の卒業式を迎えられた。愛子さまは、卒業に際して4年間の大学生活を振り返り、宮内庁を通じて文書で感想を寄せ...Yahoo!ニュース...
View Article源氏物語絵 横笛 土佐光成画コレクション(再掲)
横笛 対へ渡り給ひぬれば、のどやかに御物語など聞こえておはする程に、日暮れかゝりぬ。昨夜、かの一条の宮に參うでたりしに、おはせし有樣など聞こえ出で給へるを、ほほ笑みて聞きおはす。 略 「その笛は、ここに見るべきゆゑあるものなり。かれは...
View Article元禄九年系図絵入本 春歌上 2
あづさゆみはる 山近く 家居して 絶えずききつる うぐいすの 聲 新古今和歌集巻第一 春歌上 春歌とて 山部赤人 あづさゆみはる山近く家居して絶えずききつるうぐいすの聲 よみ:あずさゆみはるやまちかくいえいしてたえずききつるうぐいすのこえ 有 隠...
View Article尾張廼家苞 恋歌四 12
尾張廼家苞 四之下 被忘戀 太上天皇御製 袖の露もあらぬ色にぞ消かへるうつればかはる歎せしまに 四の句は、人の心のかはれるをの給へり。これはさる 事なり。 二三の句は、あらぬ色にかはりてぞ、きへかへる也。あらぬいろとは、...
View Article百人一首図絵 清原元輔
(月の巻) 清原元輔 祖父深養父。父下野守 顕忠。元輔肥後守也。年七十 契きな かたみに袖を しぼり つゝすゑの松 山なみ こさじとは (花の巻) 清原元輔 ちぎりきなかたみに そでをしぼりつゝ末 のまつやまなみこさ じとは 後拾遺集恋に 心かはりたる女に人に かはりてと有。この哥 は古今陸奥うたに 君をおきてあだし こゝろをわがもたば末 のまつ山波もこえなん...
View Article光る君へ 道長の手習 古今集
(12)思いの果て - 大河ドラマ「光る君へ」道長(柄本佑)の妾になることを断ったまひろ(吉高由里子)。為時(岸谷五朗)が官職に復帰する目途もなく、生計を立てるためにまひろの婿を探すことを宣孝(佐々木蔵之介...(12)思いの果て あなこひしいまもみてし道長「ふぇ~仮名は難しいなあ!」行成「お上手になられました。次はこれを書いてみましょう」古今集 恋歌四 題しらず...
View Article湖月抄 藤袴 夕霧のナンパ失敗2 蔵書
のびやかにうつくしういとなつかしきに、猶え しのぶまじく、御ぶくもこの月にはぬがせ 給べきを、日ついでなんよろしからざりける。 十三日にかはらへいでさせ給べきよしの 源氏の也 夕霧も也 給はせつ。なにがしも御ともにさぶらふべ 細玉かづらの詞也 くなん、思給ふるときこえ給へば、たぐひあ 愚夕霧の同●あらば事々しかるんと也。...
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