千載集巻第二十神祇歌
石清水の社の歌合とて人々よみ侍りける時社頭月といへる心をよめる
岩清水
きよき流の
絶せねは
やとる
月さへ
くま
なかり
けり
能蓮法師
読み:いわしみずきよきながれのたえせねばやどるつきさへくまなかりけり
意味:岩清水八幡から流れ出てくる清水が清く絶え間ないので、水に映る月も隈無く澄んでいる。これも八幡大菩薩の神力の現れであろう。
八幡市東高野街道 放生川安居橋
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千載集 岩清水八幡
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