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Channel: 新古今和歌集の部屋
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新古今和歌集 集成

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新古今和歌集
新潮日本古典集成 上下巻

校注:久保田淳
出版:新潮社
初版:昭和54年3月5日

底本:伝蜷川新右衛門親元筆
国歌大観番号
下巻に出典、隠岐本合点・撰者名一覧
特徴
切出歌二首146ロ赤人1975ロ肥後を含む。
真名序、仮名序の順。


新古今和歌集 完本評釈

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完本新古今和歌集評釈 上中下巻

著者:窪田空穗
出版:東京堂
底本:日本古典文学体系
初版:昭和39年2月20日
特徴
新古今和歌集評釈の完本。
八代集抄、美濃の家づと、尾張の家苞、新古今和歌集詳解の引用が多い。
上巻に仮名序の詳細な注釈がある。

源氏物語 紙屋紙、陸奥紙

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源氏物語 蓬生第一章第四段第二節

古歌とてもをかしきやうに選り出で題をも読人をもあらはし心得たるこそ見所もありけれ。うるはしき紙屋紙、陸奥紙などのふくだめるに、古言どもの目馴れたるなどは、いとすさまじげなるを、せめて眺めたまふ折々は、ひき広げたまふ。

恋歌五 伊勢物語 高安

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新古今和歌集 巻第十五恋歌五

  よみ人知らず

 君があたり
見つゝを居らむ
   生駒山

雲なかくしそ
雨は降るとも

読み:きみがあたりみつつをおらむいこまやまくもなかくしそあめはふるとも

意味:あの人がいる大和の国の方をみていたいので、生駒山を雲で隠さないでください。例え雨が降ったとしても。 備考:伊勢物語 第二十三段 万葉集 第巻十二 3032寄物陳思 君之當 見乍母将居 伊駒山 雲莫蒙 雨者雖零君があたり見つつも居らむ生駒山雲なたなびき雨は降るとも

校訂 新古今和歌集

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校訂新古今和歌集

著者:岸上慎二、橋本不美男、有吉保 共編
発行:武蔵野書房
初版:昭和39年4月25日

底本:宮内庁書陵部旧鷹司公爵家蔵本(鷹司城南館本)
番号:国歌大観
特徴
全四冊
一冊 真名序、仮名序、春歌上~秋歌上
二冊 秋歌下~哀傷歌
三冊 離別歌~恋歌五
四冊 雑歌上~釈教歌
撰者名注記は、底本には歌頭に|通具、一有家、二定家、三家隆、四雅経
隠岐本の合点は、右肩\、冊除歌尾左側\
切出歌は、歌頭に鈎点。
隠岐本跋無し。
奥書無し。
黒筆による補入、朱筆による補入がある。
切出歌110,146,162,298,314頭注,1603を含み、1793,1801,1914を含まない。


新古今和歌集 全評釈

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新古今和歌集全評釈

著者:久保田淳
発行:講談社
初版:昭和52年
全九巻
第一巻 総説、真名序、仮名序、春歌上、春歌下
第二巻 夏歌、秋歌上
第三巻 秋歌下、冬歌
第四巻 賀歌、哀傷歌、離別歌、羇旅歌
第五巻 恋歌一、恋歌二、恋歌三
第六巻 恋歌四、恋歌五
第七巻 雑歌上、雑歌中
第八巻 雑歌下、神祇歌、釈教歌
第九巻 隠岐本合点一覧、撰者名注記、作者索引、上句下句索引他

底本:東京大学図書館蔵室町時代書写伝橋本公夏筆

新古今和歌集 角川ソフィア文庫

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新古今和歌集 上下
角川ソフィア文庫

訳注:久保田淳
発行者 角川学芸出版
発売元:角川グループパブリッシンググループ
底本:国立歴史民俗博物館蔵伝冷泉為相筆複製本為相本新古今和歌集(日本古典文学会)

特徴
切出歌を有し、鈎点で表記し、隠岐本削除歌を/で示す。
新編国歌大観番号を歌頭に表記。
上巻末に作者略伝、下巻に地名索引、初句索引。
真名序、仮名序の順。
底本の奥書、識語は省略。

廉価で携帯しやすい文庫本で、解説に本歌の詳細など記載。

新古今和歌集 桜楓社

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新古今和歌集

編者:久保田淳
発行:桜楓社
底本:東京大学文学部国文学研究室蔵室町時代書写
国歌大観番号

特徴
上下巻
上冊 中山殿宣親卿筆 平塚平兵衛極め付き 薄手の斐紙
下冊 連歌師燈誉上人筆 浅倉茂入極め付き 楮紙
上巻には、隠岐本で削除された歌の右肩に朱点がある。
切出歌146d,298d,315d,812d,814d,904d,1478d、1585d、1783を含む。
1977欠落。

新古今和歌集 全書

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新古今和歌集
日本古典全書

校注:小島吉雄
監修:高木市之助、久松潜一、山岸徳平、小島吉雄
発行:朝日新聞社
初版:昭和34年6月15日

底本:春日政治博士蔵二十一代集本新古今和歌集
幕末の天保弘化頃書写
切出歌を含まず、巻末に17首掲載。全書には、他本による切出歌13首掲載。
巻頭に仮名序、巻末に真名序
隠岐本に関する印無し。全書には、附一として隠岐御選抄本御跋文を掲載。
番号は、この本独自。
1978首。

奥書
本云
承元三年六月十九日書之
 同七月廿二日依重勅定被改直之
以定家卿自筆本書冩之
 本草子料紙鳥子色紙
 表紙畫圖 式子内親王筆云々

元應元年(1319年)閏七月十六日不違文字書冩之
北山入道相國(西園寺實氏)家本也 同十八日交合畢

新編国歌大観 第一巻勅撰集 新古今和歌集

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新編国歌大観 第一巻勅撰集編

発行:角川書店
初版:昭和58年2月8日
底本:谷山茂博士蔵寿本
校訂:春日政治博士蔵二十一代集本、文化庁保管伝冷泉為相書写本、架蔵伝岩山民部少輔本。

特徴
上下二冊
上冊 仮名序、巻第一~巻第十
下冊 巻第十一~巻第二十、真名序、奥書、後出歌
室町時代書写、江戸時代に改装。紺地に壽と卍を織り出している事から寿本と称される。
切出歌17首を後出歌に一括掲載。
撰者名は、衛(通具)、有・ナ(有家)、定・宀(定家)、隆・ (家隆)、雅・牙(雅経)と注記。

奥書
承元三年六月十九日書之
 同七月廿二日依重勅定被改直之
九条左大臣女所持之
以定家卿自筆本書冩之
 本草子料紙鳥子色紙
 表紙画図 式子内親王筆云云
元應元年(1319年)閏七月十六日不違文字書写之
北山入道相国(西園寺実氏)家本也 同十八日交合畢

国歌大観 新古今和歌集

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国歌大観 新古今和歌集

松下大三郎・渡辺文雄編。
歌集、索引の2冊。
発行:角川書店
明治34~36年(1901~1903年)にかけて刊行。
二十一代集、万葉集、物語すべての和歌に番号が付けられた(国歌大観番号)


写真は、復刻版
平成27年11月26日 4冊 肆

新古今和歌集 冷泉家時雨亭文庫 打雲表紙本

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新古今和歌集 打雲表紙本

冷泉家時雨亭叢書八十八巻
発行:朝日新聞
初版:2014年12月1日

冷泉家時雨亭文庫の影印本
室町時代前期と思われる書写本を、江戸時代中期の冷泉為久が、表紙に打雲を使い改装したため、同文庫の他の新古今和歌集と区別するため、打雲表紙本としている。
春歌上~羇旅歌の上巻のみ。表紙に下不足と有る。
巻頭に真名序、仮名序、十巻末に隠岐本識語が有る。
表紙 前見返しに
此新古今上巻流布本不異。但此奥ニ有如跋
一段。後鳥羽上皇於隠岐令撰改給時召加御
御製跋也
と為久の紙片が有る。
切出歌を含まない。
離別歌登蓮法師歌882「帰り来むほどをや人に契らまし忍ばれぬべきわが身なりせば」が巻第九軸に重複。
歌順が
春歌下108,111,109,110,112…144,143
賀歌753,755,754,756
哀傷歌831,833,834,835,832

源三位頼政筆 内容不明コレクション

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源頼政筆
内容不明
古筆了任(守村)極札

源 頼政
長治元年ー治承四年五月ニ十六日(1104年ー1180年)。平安時代末期の武将・公卿・歌人。摂津源氏の源仲政の長男。それまで正四位下を極位としていた清和源氏としては突出した公卿の従三位に叙せられていたことから源三位と称された。また、父と同じく「馬場」を号とし馬場頼政ともいう。鵺退治で有名。
以仁王の乱において宇治で自刃。

古筆了任
慶長十五年ー寛文十三年(1610年-1673年)江戸時代前期の古筆鑑定家。古筆一村の次男。古筆別家2代。父のあとを継ぎ、江戸幕府に仕えた。姓は平沢。名は守村。通称は勘兵衛。


新古今和歌集源頼政歌
巻第三 夏歌
 夏月をよめる  從三位頼政
庭の面はまだかわかぬに夕立の空さりげなく澄める月かな
巻第四 秋歌上
 題しらず    從三位頼政
今宵たれすず吹く風を身にしめて吉野の嶽の月を見るらむ

辞世の句(平家物語巻第四 宮御最後)
 埋木の花
咲く事もなかりしに
  身のなる
     果は
   あはれなりける
  (恋しかりける)

宇治平等院最勝院 源頼政墓

平成27年12月1日 參點陸

鵺池 智恵光院通丸太町下る主税町

雑歌上 氷の道2 石井行豊筆コレクション

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新古今和歌集 巻第十六 雑歌上

朝毎に汀の氷

  ふみわけて

   君につかふる

     道そかし

       こき


百首歌奉りしに
土御門内大臣
歌:朝ごとにみぎはの氷ふみわけて君につかふる道ぞかしこき

読み:あさごとにみぎわのこおりふみわけてきみにつかうるみちぞかしこき 隠

意味:毎朝、汀の氷を踏み分けて、君に仕え申し上げる道を通っているが、畏れ多くもったいないことだ

作者:源通親みなもとのみちちか1149~1202雅通の子。養女在子を後鳥羽天皇に入内させ、土御門天皇となり、後鳥羽院政の中権力を握る。

備考:本歌 峰の雪汀の氷踏み分けて君にぞ惑ふ道は惑はず(源氏物語 浮舟) 戦々恐々深淵に臨むが如く、薄氷を踏むが如し(詩経 小雅)

定家十体、新古今注、十代抄書
石井行豊(いわい ゆきとよ)承応ニ年ー正徳三年(1653-1713)江戸時代前期-中期の公卿。権中納言平松時量の子。東福門院につかえた石井局(西洞院時慶の娘行子)の養子となり,養母の称号を家名として石井家をおこす。従二位,権中納言。

古筆了栄?琴山極印

平成27年11月22日 壱

離別歌 伝東常縁筆断簡コレクション

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新古今和歌集 巻第九離別歌

おいたるおやの七月七日つくしへくだりけるにはるかに
はなれぬる事を思て八日あか月をひてふねにのる
所につかはしける   加賀左衛門


有 あまのがはそらにきえにし舩でには我ぞまさりてけさはかな
                           しき

実方朝臣みちのくへくだり侍りけるに餞す
とてよみ侍ける    中納言隆家


  別路はいつもなげきのたえせぬにいとヾかなしき秋のゆふぐれ

返し         實方朝臣


  とヾま覧ことは心にかなへどもいかにかせまし○○○○○(あきのさそふ)を

七月はかりみまさかへくだるとてみ○この人



東常縁(とうつねより)
応永八年-文明十六年3月(1401年-1484年)。室町時代中期から戦国時代初期の武将、歌人。美濃篠脇城主。東野州(とと称される。生年については、応永12年(1405年)説、同14年(1407年)説もある。
冷泉派の清巌正徹にも和歌を学ぶが、正式に二条派の尭孝の門弟となる。
宗祇に秘伝「古今伝授」を行う。古今伝授は中世歌壇において重要な意味を持ち、後に古今伝授を受けた細川幽斎が、他者に伝授しないまま、明智光秀軍に城を包囲されて、朝廷は勅使を派遣して、和議の要請がなされ開城した。
現存する新古今和歌集の注釈書「東常縁新古今和歌集聞書」を著す。

選者名注記
新古今和歌集の一部の写本には、通具、有家、定家、家隆、雅経の撰者名が歌頭、歌尾に記載しているものがあり、表記も、衛門、定家、…、一、二、…などが記載されている。通具を表記しないものも有る。
この断簡は、歌頭に有、督?、隆の注記が見られ、有家、通具、家隆が選んだ歌となっている。
この撰者名は、烏丸本、尊経閣本と一致している。

隠岐本合点
後鳥羽院が隠岐に流された後、新古今和歌集のおおよそ400首を削除した。
写本には、隠岐本に採歌した歌に印が有るもの、削除歌に印が有るものが有る。
この3首の内、実方歌は烏丸本の隠岐本削除歌であるが、両者を区別する合点は見られない。
為相本では、3首とも隠岐本掲載歌である。

隠岐本新古今和歌集

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同校:三矢重松、折口信夫、武田祐吉
発行:岡書院
初版:昭和2年
底本:柳瀬福市氏蔵
校本:宮内庁図書陵蔵合点本、同蔵烏丸本、柳瀬氏蔵一本、武田祐吉氏蔵一本としたが、重要な部分のみ。

特徴
上冊に、真名序、仮名序、春歌上~羇旅歌
下冊に、恋歌一~釈教歌、奥書、隠岐本拔、奥書
撰者名を歌頭に有し、右衛(衛)、有、定、隆、雅とし、隠岐本の撰歌に鉤点、削除歌に○。
真名序謌、仮名序哥、 第歌、巻名哥、詞書哥の用字。

奥書

評釈新古今和歌集

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評釋新古今和歌集 上下巻

著作:尾上八郎
出版:明治書院
初版:昭和27年1月25日

底本:流布本
参照:隠岐本、烏丸本等

撰者名は隠岐本の定、隆、雅、有、右衛、衛
隠岐本歌は○印

新古今和歌集評解

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新古今和歌集評解

著作:谷鼎
発行:有精堂
初版:昭和24年2月10日

底本:日本古典全集

仮名序、219首の注釈

新古今和歌集全詳解

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新古今和歌集全評解

著者:塩井正男、大町芳衛
発行:明治書院
初版:大正14年10月28日

最初の全歌注釈の改定版

新古今和歌集詳解

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新古今和歌集詳解

著者:塩井正男
発行:明治書院
初版:明治36年2月10日~明治41年3月20日

一の巻 春歌上、下
二の巻 夏歌、秋歌上
三の巻 秋歌下、冬歌
四の巻 賀歌、哀傷歌、離別歌、羇旅歌
五の巻 恋歌一~四
六の巻 恋歌五、雑歌上、中
七の巻 雑歌下、神祇歌、釈教歌

日本最初の全歌注釈
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