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Channel: 新古今和歌集の部屋
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新古今和歌集 日本古典全集

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新古今和歌集
日本古典全集刊行

校訂:正宗敦夫
発行:伊藤書店、日本古典全集刊行会
初版:昭和20年12月10日

底本:正保版流布印本
校訂:八代集抄本、柳瀬本、隠岐本、前田侯爵本

特徴
撰者名、隠岐削除歌は、柳瀬本による。

軒場の梅 新古今和歌集撰者

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新古今和歌集式子内親王歌撰者

  穂久邇本  烏丸本  前田本 
3  雅    雅    雅
52 隆雅   通隆雅  通隆雅
83 有定隆雅 有定隆雅 有定隆雅
101 雅    通雅   通雅
137 ○    ○    ○
149 隆雅   ○    通隆雅
182 ○    ○    ○
215 ○    ○    ○
240 有    ○    有
256 隆    雅    通隆
268 隆    隆    隆
277 定隆   定隆   定隆
308 定隆雅  定隆雅  定隆雅
321 有定隆雅 有定隆雅 有定隆雅
349 定    定    定
368 定隆雅  定隆雅  定隆雅
380 ○    ○    ○
416 有    有    有
417 雅    雅    雅 
432 雅    雅    雅
474 定    定    定
484 定    定    定
485 ○    ○    ○
534 有定雅  有定雅  有定雅
605 隆雅   隆雅   隆雅
638 隆    隆    隆
662 定隆   定隆   定隆
690 定    定    ○
734 隆雅   隆    ○
947 ○    ○    ○
948 有定隆雅 有定隆雅 有定隆雅
1034 有定隆雅 通有定隆雅 通有隆雅
1035 隆    通隆    通隆
1036 有定隆雅 有定隆雅  有定隆雅
1074 有定雅  通有雅   通有定雅
1124 有定隆雅 有定隆雅  ○
1153 有定隆  定隆雅   定隆雅
1204 有定隆雅 有定隆雅  有定隆雅
1309 有定隆  ○     有定雅
1328 定    ○     定
1329 有隆雅  ○     通有隆雅
1391 隆    ○     隆
1484 有定隆雅 有定隆雅  有定隆雅
1544 ○    ○     ○
1663 有定雅  有定雅   有定雅
1670 定    定     定
1810 定隆雅  定隆雅   定隆雅
1847 定    ○     定
1970 定隆雅  定隆雅   定隆雅
通:通具 定:定家 隆:家隆 雅:雅経 ○:記載無し

標注参考新古今和歌集

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標注参考新古今和歌集

校注:飯田永夫
発行:六合館
初版:
明治26年3月28日版
明治39年1月15日版


底本:承応本、明暦本、寛政本等最も妥当と信ずるものを採択して校訂した。
仮名序、本文、真名序、作者一覧

新注新古今和歌集

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新注新古今和歌集(四季)

編者:石井直三郎、山崎敏夫
発行:白帝社
初版:昭和10年4月5日

特徴
仮名序、真名序、隠岐本跋、春歌上~冬歌
高等専門学校用教科書として編んだ。四季のみとしたのは、1年講義用の為。
異本掲載歌は全て掲載。
国歌大観番号。
隠岐本削除歌を歌頭に印。
底本は不明だが、110aに流布本、前田本、烏丸本、石津本、柳瀬本、高野山本等の記載がある。

歌学全書 新古今和歌集

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日本歌学全書 第七編
新古今和歌集、鴨長明集、自賛歌


標注:佐々木弘綱、佐々木信綱
発行:博文館
初版:明治24年6月8日

仮名序、本文、真名序
底本は不明。


古典文学読本 新古今和歌集

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原文・頭註・評釈・研究 新古今和歌集 日本古典文学読本第五巻

著者:小泉苳三
発行:日本評論社
初版:昭和14年2月

特徴
底本:流布本。烏丸本、隠岐本により校訂。

三十六歌仙コレクション

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三十六歌仙
   公:公任 俊:俊成

柿本人麻呂

山部赤人
わかの浦にしほみちくればかたをなみあしべをさしてたづ鳴わたる 公  俊

大伴家持

猿丸大夫
おく山にもみぢふみわけ鳴くしかの声きくときぞ秋はかなしき 公  俊

僧正遍昭

在原業平
月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身一つは元の身にして 俊
世中にたえてさくらのなかりせば春の心はのとけからまし 公

小野小町

藤原兼輔

紀貫之
桜散る木の下風は寒むからで空に知られぬ雪ぞ降りける 俊

凡河内躬恒

紀友則

壬生忠岑

伊勢
三輪の山いかに待ち見む年ふともたづぬる人もあらじと思へば 公 俊

藤原興風

藤原敏行

源公忠
ゆきやらで山路暮らしつほとヽぎすいまひとこゑのきかまほしきに 俊

源宗于
ときはなる松のみどりも春来れば今ひとしほの色まさりけり

素性法師

大中臣頼基

坂上是則

源重之

藤原朝忠

藤原敦忠

藤原元真

源信明
あたら夜の月と花とをおなじくはあはれ知れらむ人に見せばや

斎宮女御

藤原清正

藤原高光

小大君

中務

藤原仲文

清原元輔

大中臣能宣
千とせまでかぎれる松もけふよりは君にひかれて万代よろづよやへむ
 俊
源順

壬生忠見
恋すてふわがなはまだき立にけりひとしれずこそおもひそめしか 俊

平兼盛
くれて行く秋のかたみにおく物はわがもとゆいの霜にぞありける 俊

新古今集講話

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新古今集講話

著者:小島吉雄
発行:出来島書店
初版:昭和18年6月30日

特徴
中等学校生向けに、新古今集十一首と新島守の一首を解説。その中で新古今の数首も掲載。

掲載歌
高き屋にのぼりて見れば
あしびきのかなたこなたに
奥山のおどろがしたも
しき島や大和島根
あめの下めぐむ草木の
鶯のなけどもいまだ
庭の面は未だ乾かぬに
梅の花匂を移す
春の夜の夢の浮橋
み吉野の高ねの桜
みわたせば山もと霞む
われこそは新島守よ

新古今集秀歌抄

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新古今集秀歌抄

著者:小島吉雄
発行:出来島書店
初版:昭和23年5月15日

特徴
新古今集講話の続編で、高等学校生の副読本用に著作。
春歌上20首、下10首、夏歌16首、秋歌上14首、下13首、冬歌19首、賀歌4首、哀傷歌9首、離別歌4首、羇旅歌10首、恋歌一8首、二7首、三9首、四4首、五2首、雑歌上8首、中9首、下14首、神祇歌7首、釈教歌8首、計195首。

新古今集選釈

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新古今集選釈

著者:佐佐木信綱
発行:明治書院
初版:大正12年3月21日

特徴
新古今以外に六家集(山家集、長秋詠藻、月清集、拾玉集、壬二集、拾遺愚草)の選抄を付録。

金葉集 折れ帳2 筆者不明コレクション

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いづくにもこよひの

  月をみる人の

 こころやおなじ

  そらにすむらむ

金葉集初度本265、二奏本182 、三奏本174 巻第三 秋部
翫明月といふ事をよめる  民部卿忠教
いづくにも今宵の月を見る人の心やおなじ空にすむらむ

藤原忠教(承保三年-永治元年)京極師実男。正二位大納言中宮大夫

平成27年12月13日 點八九/十四枚

拾遺集 折れ帳3 筆者不明コレクション

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うの花をちり

 にしむめにまかへ
       てや
 なつのかきねに

  うぐいすのな
        く

拾遺集巻第二夏歌
 山里の卯の花にうくひすのなき侍りけるを
        平公誠
卯の花をちりにしむめにまかへてや夏のかきねに鴬のなく

平公誠(生没年未詳)平元平男。従五位下周防守。

平成27年12月13日 點八九/十四枚

和漢朗詠集 月 三統理平、阿倍仲麻呂 筆者不明コレクション

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天山不辨何年

雪合浦応迷舊

日珠

あまのはらふりさけみれ

ばかすがなるみかさの

やまにいでしつきかも

和漢朗詠集 月
天山に弁(わきま)へず何れの年の雪ぞ。
合浦にはまさに迷ひぬべし旧日の珠に。

禁庭翫月 三統理平

古今集 羇旅歌
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも

平成27年12月13日 點八九/十四枚

恋歌五 生駒山歌碑

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新古今和歌集 巻第十五恋歌五

  よみ人知らず

 君があたり
見つゝを居らむ
   生駒山

雲なかくしそ
雨は降るとも


読み:きみがあたりみつつをおらむいこまやまくもなかくしそあめはふるとも

意味:あの人がいる大和の国の方をみていたいので、生駒山を雲で隠さないでください。例え雨が降ったとしても。

万葉集 第巻十二 3032

寄物陳思 君之當 見乍母将居 伊駒山 雲莫蒙 雨者雖零

君があたり見つつも居らむ生駒山雲なたなびき雨は降るとも

写真:生駒市
学研北生駒駅四季の森公園
生駒山麓公園万葉の道

簡斎詩集 筆者不明コレクション

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簡齋詩集
卷第二十五


 羅江二絶
 其二

山翁見客亦欣然

好語重重意不傳

行過竹籬逢細雨

眼明雙鷺立青田


平成27年12月13日 點八九/十四枚


春歌上 曇りも果てぬ 折れ帳4 筆者不明コレクション

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新古今和歌集 巻第一春歌上


大空は木毎の

  匂ひにかすみつヽ

 くもりもはてぬ

   春のよの月

   守覺法親王家五十首歌に 
           藤原定家朝臣
大空は梅のにほひにかすみつつくもりもはてぬ春の夜の月

読み:おおぞらはうめのにほひにかすみつつくもりもはてぬはるのよのつき

平成27年12月13日 點八九/十四枚

冷泉家時雨亭叢書 文永本

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文永十一年(1274年)に大夫阿闍梨円嘉本を直接書写したもの。
家隆真筆本の隠岐本歌の撰抄符号、定家本の撰者名注記がなされている。
第四冊は欠巻


真名序:謌
仮名序:謌
題名:春歌上、夏歌、秋歌上、秋歌下、冬歌、賀歌、哀傷歌、離別歌、羇旅歌、恋一、恋二、恋三、恋四、恋五は謌、春歌下は歌
巻名:春歌上、夏歌、秋歌上、恋一は謌、春歌下、哀傷歌、離別歌、羇旅歌は哥、秋歌下、冬歌、賀歌、恋二、恋三、恋四、恋五は歌
詞書:歌、哥、謌

春歌上 雪の夕暮 折れ帳1 筆者不明コレクション

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駒とめて袖

 うち払ふ影も
      なし
 さのヽのわたりの

     雪のゆふ
        暮


新古今和歌集 巻第六冬歌

 百首歌奉りしとき   藤原定家朝臣
駒とめて袖うち払ふかげもなし佐野のわたりの雪のゆふぐれ

読み:こまとめてそでうちはらふかげもなしさののわたりのゆきのゆふぐれ

備考:佐野は奈良県桜井市。 本歌 万葉集 巻三 長忌寸奧麻呂 苦しくも降りくる雨か 三輪が崎佐野の渡りに家もあらなくに 正治二年後鳥羽院初度百首

平成27年12月13日 點八九/十四枚

俳句色紙コレクション

三十六歌仙 清原元輔 松風画コレクション

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  清原元輔   松風 印

 秋のヽの

  はぎのにしきを

   ふるさとに

しかのねながら

 うつしてし哉


秋の野の萩の錦を古里に鹿の音ながら移してしがな

読み:あきのののはぎのにしきをふるさとにしかのねなからうつしてしがな

備考:元輔集、前十五番歌合、三十六人撰。前十五番では三句は「我が宿に」
39.3cm×49cm
平成27年12月12日 參

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