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Channel: 新古今和歌集の部屋
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BUSHOO!JAPAN 新古今和歌集が技巧的と言われる理由とその歴史

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  新古今和歌集が技巧的と言われる理由とその歴史~20首をピックアップ! - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) 古 ...   新古今和歌集が技巧的と言われる理由とその歴史~20首をピックアップ! - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) 2020/07/17   独断と偏見で選んだ20首とは?   春 梅が枝に 鳴きてうつろふ 鴬の 羽白妙に 淡雪ぞふる (詠み人知らず)   故郷に 帰る雁がね 小夜更けて 雲路にまよふ 声聞こゆなり (詠み人知らず)   いもやすく 寝られざりけり 春の夜は 花の散るのみ 夢に見えつつ (凡河内躬恒)   夏 時鳥 皐月水無月 わきかねて やすらふ声ぞ 空に聞こゆる (源国信)   秋 にほの海や 月の光の うつろへば 浪の花にも 秋はみえけり (藤原家隆)   冬 夕凪に 門(と)渡る千鳥 波間より 見ゆる小島の 雲に消えぬる (後徳大寺左大臣=藤原実定)   賀 高き屋に のぼりてみれば 煙立つ 民のかまどは にぎはひにけり (仁徳天皇)   哀傷 稀にくる 夜半も悲しき 松風を たえずや苔の 下に聞くらん (藤原俊成)   離別 秋霧の たつ旅ごろも おきて見よ 露ばかりなる 形見なりとも (大中臣能宣)   かりそめの 別れと今日を 思へども いさやまことの 旅にもあるらむ (俊恵法師)   羇旅 ここに在りて 筑紫やいづく 白雲の たなびく山の 方にしあるらし (大伴旅人)   草枕 旅寝の人は 心せよ 有明の月も かたぶきにけり (源師頼)   さとりゆく まことの道に 入りぬれば 恋しかるべき 故郷もなし (慈円)   恋 年をへて 思ふ心の しるしにぞ 空も便りの 風は吹きける (藤原高光)   つらけれど 恨みむとはた 思ほえず なほゆく先を たのむ心に (藤原伊尹)   中々に 物思ひそめて 寝ぬる夜は はかなき夢も えやは見えける (藤原実方)   雑 山里に 浮世いとはむ 友もがな くやしく過ぎし 昔かたらむ (西行法師)   海ならず たたへる水の 底までも きよき心は 月ぞ照らさむ (菅原道真)   神祇 もろ人の ねがひをみつの 浜風に 心すずしき 四手(しで)の音かな (慈円)   釈教 極楽へ まだ我が心 行きつかず ひつじの歩み しばしとどまれ (慈円)     長月 七紀・記   【参考】 国史大辞典「新古今和歌集」 新古今和歌集/Wikipedia   国会図書館蔵 新古今和歌集

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