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古今和歌集・嘉禄二年本・貞応二年本 冷泉家時雨亭文庫 蔵書

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冷泉家時雨亭叢書

古今和歌集嘉禄二年本 古今和歌集貞応二年本                               朝日新聞社  


冷泉家時雨亭叢書 第二期第十三回配本 第二巻 古今和歌集嘉禄二年本 古今和歌集貞応二年本   編者:財団法人冷泉家時雨亭文庫 初版:1994年12月1日 発行:朝日新聞社   解題 片桐洋一     嘉禄二年四月九日書写本古今和歌集 藤原定家が書写した古今和歌集の一本。藤原為家から冷泉為相に相伝され、以後冷泉家に襲蔵される。嘉禄二年(1226年)四月九日書写本、嘉禄二年四月本、また単に嘉禄本などとも。昭和58年国宝指定。冷泉家時雨亭文庫蔵。   古今和歌集貞応二年本 定家の孫、為家の子の覚尊法印が、祖父定家筆の貞応二年(1223年)七月本を書写し、為家が文永四年(1267年)七月に校合した貞応二年本最古の写本。貞応二年本は、最も流布している本で、二条派の古今伝授に使用されたもの。日本古典文学体系は貞応二年本を二条為世が書写した本、新日本古典文学体系は後水尾天皇周辺公卿周辺がこの貞応二年本を書写した物となっている。

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