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恋歌一 布留の早稲田の恋

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新古今和歌集 第十一 戀歌一


題しらず            柿本人麿

石の上布留の

    わさ田の

  ほには出でず

心のうちに

  戀ひや渡らむ


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読み:いそのかみふるのわさだのほにはいでずこころのうちにこいやわたらむ 隠

意味:石上の布留の早く穂が出る早稲田でも梅雨の間は穂が出ないように、表には出さず、心の中で貴女を恋しく思っていました。

作者:かきのもとのひとまろ。ひとまるとも。天武、持統、文武の万葉集の代表歌人。日並皇子、高市皇子の大舎人の説が有力。長歌挽歌に優れ後に歌聖と称えられた。

備考:万葉集 第九巻 1768、古今和歌六帖

八代集抄、歌枕名寄、定家十体、新古今注

万葉集

抜氣大首任筑紫時娶豊前國娘子紐兒作歌三首

石上 振乃早田乃 穂尓波不出 心中尓 戀流比日


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