去来宛 元禄三年七八月頃
發端行脚の事を云て、幻住庵のうとき由難至極。…略…
長明方丈の記を讀に、方丈の事いはむとて、新都の躁動火事地震の乱、皆是栖の上をいはむとなり。愚非聊のがるゝ處有といへども、幻住庵にかゝる所はき/\となくて、御一覽の所尤と同ズ。
…略…
去来雅丈 ばせを
發端行脚の事を云て、幻住庵のうとき由難至極。…略…
長明方丈の記を讀に、方丈の事いはむとて、新都の躁動火事地震の乱、皆是栖の上をいはむとなり。愚非聊のがるゝ處有といへども、幻住庵にかゝる所はき/\となくて、御一覽の所尤と同ズ。
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去来雅丈 ばせを