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短歌:思い出雨
(ウェッブリブログ 2011年05月11日) 遠き思い出の中に 珈琲の香と Jazzと 降り止まぬ雨と 環境が変わると短歌が出来ない。知ってはいたので1月作っていなかった。 昔なじみの喫茶店に久しぶりに立ち寄り、珈琲とジャズを聞き、短歌の意欲が湧いてきた。 ジャズは、知っているリズムなのに、演奏者、同じ演奏者でもその時の気分で違う演奏をする。 その意外性に酔うものだと思う。
View Article短歌:寒い
(ウェッブリブログ 2011年02月28日) 「寒いよね」と言はれて「寒い」とただ応えるおのが心の寒さよ 現代短歌の本歌取りであることは間違いない。しかし主題も表現方法も違うのにと思う。素人には区別着かず騒ぐのは嫌だとは思う。 雨が流石にミゾレとなった時、「ウソ~」と思わず声に出してしまった。昨日は19℃だったから。 寒み~~。
View Article短歌:冬の魔女
(ウェッブリブログ 2011年02月22日) 月明かりの雪の原は隅々までさえ冬の魔女達が踊る 伯父の葬儀が田舎であり、春はまだまだという寒さだ。そんな中にも、小雨が降るなど、少しづつ春になっている。 写真の山は ふるさとの山に向かひて言ふ事なしふるさとの山はありがたきかな 石川啄木の岩手山。
View Article短歌:ワンカップ酒
(ウェッブリブログ 2011年02月04日) ポケットをまさぐったらワンコインワンカップじゃ酔(ゑ)ひ泣きもできねえ 万葉集巻第三の大伴旅人の歌に 大宰帥大伴卿讃酒歌十三首賢しみと物言ふよりは酒飲みて酔(ゑ)ひ泣きするし勝りたるらし 世間の遊びの道に楽しきは酔ひ泣きするにあるべくあるらし...
View Article短歌:戦争
(ウェッブリブログ 2011年01月19日) 誰か愛する人の為に愛されている者を殺すそれがいくさ ふと、戦争ってそういうものかなあと思った。人の業というものなのだろう。 今日も世界中で、お互いを殺しあうニュースが流れている。
View Article短歌:落葉
(ウェッブリブログ 2010年12月01日) いろいろ紅葉ふるふる銀杏まふまふ落葉 そして 静心なく 半日人間ドックの後、職場に出勤する時、風も無いのにイチョウが落葉して、向こうには様々な木々が色に染まって、冬の日差しを浴びていた。 検診の後は、検査結果に対する不安といったものが、リズムを変えるのだろうか? 写真は、靖国神社駐車場からイチョウ並木を撮りました。
View Article大垣 芭蕉句碑 十二吟歌仙 はやう咲け
はやう咲 九日も近し 宿の菊 芭蕉 心 うきたつ 宵月の 露 左柳 新畠 去年の鶉の 啼きだして 路通 雲うす/\と 山の重り 文鳥 酒飲のくせに障子を明たがり 越人 なをおかしくも文をくるはす 如行 足のうらなでゝ眠をすゝめけり 荊口 歳をわすれて 衾かぶりぬ 此筋 二人目の妻にこゝろや解ぬらん 本因 けづり鰹に 精進落たり 残香...
View Article短歌:ベティ二首
(ウェッブリブログ 2010年10月12日) ずっと苦しいときも一緒にいたよこの子に何をしてあげたろう 18年間有難う。 君のいない生活に馴れていない僕の今日はトンチンカンばかりだ
View Article短歌:束縛
(ウェッブリブログ 2010年09月29日) オレに自由なんか無いんだと嘘吹いてみるのもあんがい自由だ 今、自分に自由が無いなあとふと感じたが、文句を言っている自由があるなあ。
View Article短歌:女の性
(ウェッブリブログ 2010年09月23日) 狂・怨・艶・華そして母どれも女の一面を切り取ったもの 北の丸公園の竹橋で上村松園展を見た。写真では何度も見ているし、「しゃぽん」を待受画面としているが、やはり実物は見事としか言い表せ無い。 女の弱さ、怖さ、美しさ、艶やかさ、そして母の愛を見事に絵から感じさせ、どの絵も息を呑むしかない。...
View Article短歌:秋の気色
(ウェッブリブログ 2010年09月12日) いづくにも 秋の気色は あらねども 夕暮潜む色 のあはれは 日中のガンガン日が照って、寒暖計はうなぎ登りで35℃。連日ともなれば疲れが出てくる。 そんな中にも秋は潜んでいる。
View Article短歌:東京駅、餃子&ビール、坦々麺
(ウェッブリブログ 2010年08月08日、2010年08月16日) 東京駅は所詮TOKYO駅でしかないといふ苦痛の中で 帰省ラッシュがこれから始まるのだろう。人込みを避けて通るのが難しい。 ちょっと一仕事が終ったのでビールでもと思ったが、そういう店が無い。 場末の店で餃子ビールを食うもよしとする男である暑さ...
View Article短歌:夜明
(ウェッブリブログ 2010年07月30日) そして今日の始まりと云ふにはどす黒くて壮大なあかねいろ 昨日は何故だか4時に起きた。朝焼けが奇麗な日は雨と言っていたが、8時頃から雨となっていた。 連日30℃を超えていたので少しは過ごし易い。
View ArticleYouTube短歌:Hey Jude
(ウェッブリブログ 2010年06月19日) The Beatles - Hey Jude 何か一つ失う度にまた聴き返してしまう(Hey Jude)思い出のままに 初めてお小遣いを貯めて買ったラジカセに姉が勝手にラジオから録音した曲。始めの頃は、カセットテープも沢山買えなかったので、重ねて録音しているうちに消えてしまった。
View Article短歌:ゲリラ豪雨
(ウェッブリブログ 2010年07月06日) 雨音激しい夜は 君も同じ音聞いて同じ事思って 昨日の豪雨は各地で被害があったらしく、とても激しい雨だった。 コンクリート社会で、雨の逃げ場は無く、集中的に増水して行く。ヒートアイランド現象の一つだろう。天気図を見ても前線の通過とか無かった。...
View Article短歌:般若
(ウェッブリブログ 2010年02月01日) 般若心経を書き写す心の奥に住むはんにゃの鬼を見つ 摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舍利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是 舍利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界 乃至無意識界 無無明...
View Article短歌:高嶺の花の恋
(ウェッブリブログ 2010年02月01日) 揺れ動く弥次郎兵衛のおもひにも 軽きがゆゑにうきにけるかな 身分違いの恋は、いつの時代にも辛いものです。 思ひと重い、浮きと憂きの掛詞
View Article短歌:時雨染む
(ウェッブリブログ 2010年02月01日) しぐれの雨哀しの降るに色かはる 余所目に見ゆる松の木にさへ 元々は、しのぶれど色に出でにけり我恋は物や思ふと人の問ふまでの本歌取りだが、直接の本歌時雨の雨染めかねてけり山城の常盤の杜の真木の下葉は能因法師。「しの降(しのぶ)」「色変はる」「所目(そめ)」の文字を折り込み隠した。 返し たこ焼き様しぐるれば常盤の山に誓ひてし...
View Article短歌:ライター
(ウェッブリブログ 2009年12月25日) ルージュに似せたライターを点けては消して今日そして明日を思う 飲み屋に置いてあった口紅型のライターに。 関係無いがクリスマスなので。
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