新古今和歌集為相本 蔵書
〈重要文化財〉為相本 新古今和歌集 上下二冊 復刻日本古典文学館 第二期第四回配本 新古今和歌集 為相本 昭和55年4月20日 監修・編集 財団法人日本文学会 刊行 ほるぷ出版 為相本 国立歴史民俗博物館蔵 新日本古典文学体系、角川ソフィア文庫底本 十七首切出歌合墨点 隠岐削除歌尾朱書合点。赤瀬信吾(新体系)によると、元々合点は無かったが後から書き加えた可能性が有るとしている。 撰者名注記無し...
View Article古今集 賀茂臨時祭歌 梅渓通修筆掛軸コレクション
冬の賀茂のまつりの うた 敏行朝臣 千早振かもの やしろの姫子松 萬よふとも いろはかはら し 古今集巻第二十 冬の賀茂のまつりのうた 藤原敏行朝臣 ちはやぶる賀茂の社の姫小松よろづ世経とも色はかはらじ 読み:ちはやぶるかものやしろのひめこまつよろづよふともいろはかはらじ 賀茂の臨時の祭の歌 (...
View Article春歌下 望山花 師実
新古今和歌集巻第ニ 春歌下 内大臣に侍りける時望山花といへるこころを よみ侍りける 京極前關白太政大臣 白雲の 山の 行 た や き な ま て い び ざ づ く ら れ 折 を花 ら と まし 白雲のたなびく山のやまざくらいづれを花と行きて折らまし(有定隆雅)...
View Article和歌文学新論
和歌文学新論 森本元子 編 目次 編者:森本元子 初版:昭和57年5月25日 刊行:明治書院 森本元子氏の古希祝いとして、森本氏に編纂を依頼した論文集で、当時の和歌研究の匆々たる研究者の論文を掲載
View Article源氏物語夕顔 伝西行コレクション
光ありと見し ゆふかほのうは 露は たそかれときの 空めなり けり 源氏物語 夕顔 顔はなほ隠したまへれど、女のいとつらしと思へれば、 げに、かばかりにて隔てあらむも、ことのさまに違ひたりと思して、 夕露に紐とく花は玉鉾のたよりに見えし縁にこそありけれ 露の光やいかに とのたまへば、 後目に見おこせて、 光有りと見し夕顔の上露は黄昏時の空目なりけり...
View Article八代集抄 新古今雑中 蔵書
八代集抄 新古今雑中 八代集抄 北村季吟の八代の勅撰和歌集注釈書。全108巻50冊。1682年刊。異同を校定し、歌の略解と作者略伝を付す。 国立国会図書蔵は、文政二年 [1819] 新古今和歌集巻第十七 雑歌中 102首 切出歌を含まず。 大神文庫 不詳
View Article芭蕉句碑 なずな 伊賀市
なづな塚 よくみれば なづな花さく 垣ねかな はせを 貞享三、四年 続虚栗 季語:薺 場所:簑虫庵 芭蕉堂 屋根の貝殻は、防火避けのまじない。 軒のしのぶ 正治二年初度百首 式子内親王 いにしへを花橘にまかすれはのきのしのぶに風かよふなり
View Article芭蕉句碑 簑虫 伊賀市
みのむし の ねを聞 に こよ 草の庵 はせを 簑虫庵芭蕉堂 枕草子 第41段 蓑虫いとあわれなり。鬼の生みたれば、親に似てこれもおそろしき心あらむとて、親のあやしき衣引き着せて、「いま秋風吹かむをりぞ来むとする。待てよ」といひおきて、逃げて往にけるも知らず、風の音を聞き知りて、八月ばかりになりぬれば、「ちちよ、ちちよ」とはかなげに鳴く、いみじうあはれなり。...
View Article日本書蹟大鑑 第十三巻 目次 蔵書
日本書蹟大鑑 小松茂美著 講談社 拾點伍 第十三 高三隆達 春屋宗園 因果居士 島津義久 加藤清正 閑室元佶 近衛前久 園基任 勧修寺光豊 池田輝政 浅野幸長 中御門宗則 今川宗誾 勧修寺晴豊 最上義光 千少庵 高山右近 角倉了以 教如 前田利長 近衛信尹 舟橋秀賢 古田織部 近衛太郎君 片桐且元 真田幸村 飛鳥井雅庸 増田長盛 豊臣秀頼 淀君 大蔵卿局 本多正信 徳川家康 小野お通...
View Article芭蕉句碑 蓑虫庵句碑群 伊賀市
卒度住て若菜摘はや鶴の傍 土芳 若菜塚 服部土芳 庵日記元禄九年 七草の夜雪芝の祖母升かけ切る年賀とて例の若菜の会次で祝あり。二句 蓑虫の音を聞ばやとこの庵 黄子園 みの虫塚 神部滿之助氏 服部土芳供養墓所 河東碧梧桐揮毫 俳聖芭蕉翁遺蹟 芭蕉堂内 蓑虫庵室内
View Article夏歌 鳴くは昔の 筆者不明折帖コレクション
ほとゝきす 花橘のかをとめてなく は むかしの人や こひしき 新古今和歌集巻第二 夏歌 題知らず よみ人知らず 郭公はなたちばなの香をとめて鳴くはむかしの人や恋しき 読み:ほととぎすはなたちばなのかをとめてなくはむかしのひとやこいしき 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 袖の香ぞする 筆者不明折帖コレクション
たちはなの 袖の かそ にほふ す る あたりの うたゝねは 夢もむかしの 新古今和歌集巻第二 夏歌 題知らず 皇太后宮大夫俊成女 橘のにほふあたりのうたたねは夢もむかしのそでの香ぞする 読み:たちばなのにおうあたりのうたたねはゆめもむかしのそでのかぞする 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 雲の名残 筆者不明折帖コレクション
夕暮は いつれのくもの なこりとて花橘に 風のふくらん 新古今和歌集巻第二 夏歌 守覚法親王五十首歌読ませ侍りける時 藤原定家朝臣 夕ぐれはいづれの雲のなごりとて花たちばなに風の吹くらむ 読み:ゆうぐれはいづれのくものなごりとてはなたちばなにかぜのふくらむ 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 夏の蔭 筆者不明折帖コレクション
庭の おもは 月もらぬまて なりにけり梢に 夏のかけ しけりつゝ 新古今和歌集巻第二 夏歌 題知らず 白河院御歌 庭のおもは月漏らぬまでなりにけり梢に夏のかげしげりつつ 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 楢葉の茂み 筆者不明折帖コレクション
わかやとのそともに たてる楢の葉の しげみに すゝむなつは きにけり 新古今和歌集巻第二 夏歌 題知らず 恵慶法師 わが宿のそともに立てる楢の葉のしげみに涼む夏は来にけり 読み:わがやどのそともにたてる奈良のはのしげみにすずむなつはきにけり 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 芦屋の蛍 筆者不明折帖コレクション
いさり火の むかしの光 ほのみえて あしやの里に 飛ふ蛍かな 新古今和歌集巻第二 夏歌 百首歌たてまつりし時 摂政太政大臣 いさり火の昔の光ほの見えてあしやの里に飛ぶほたるかな 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 うたた寝の夢 筆者不明折帖コレクション
まとちかき 竹の葉すさふ かせの音に いとゝみちかき うたゝねのゆめ 新古今和歌集巻第二 夏歌 百首歌たてまつりし時 式子内親王 窓近き竹の葉すさぶ風の音にいとどみじかきうたたねの夢 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 い笹群竹 筆者不明折帖コレクション
窓近き いさゝむら竹かせふけは あきに おとろく夏の よの夢 新古今和歌集巻第二 夏歌 鳥羽にて竹風夜涼といへる事を人々つかうまつりし時 春宮権大夫公継 窓ちかきいささむら竹風吹けば秋におどろく夏の夜のゆめ 読み:まどちかきいささむらたけかぜふけばあきにおどろくなつのよのゆめ 平成29年4月15日 4丁點參壱
View Article夏歌 山の井 筆者不明折帖コレクション
むすふ手に 影みたれゆく 山の井の あかても月の かたふきにける 新古今和歌集巻第二 夏歌 五十首たてまつりし時 前大僧正慈円 むすぶ手にかげみだれゆく山の井のあかでも月の傾きにける 読み:むすぶてにかげみだれゆくやまのいのあかでもつきのかたぶきにける 平成29年4月15日 4丁點參壱
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