送春 菅原道真
送春 菅贈相國 送春不用動舟車 春を送るに舟車を動かすことを用ゐず 唯別殘鶯與落花 唯だ残鶯と落花とに別る 若使韶光知我意 若し韶光をして我が意を知らしめましかば 今宵旅宿在詩家 今宵の旅宿は詩が家に在らまし
View Article百人一首一夕話 6 巻之三 2 蔵書
射は六藝の一つに して、和漢の禮書に のせたり。菅公とし 若く文筆に心を ゆだねる のみなりしが、 一日衆とゝ もに、 射をこゝ ろみ 給ひしに百 發百中、人 驚ろかざる なし。是天 授にして 俗 眼 の は か る べ きに あら ず。 讒者の舌頭利 劔よりも甚しく 賢人君子これに くるしむこと、古へ よりすくなからず、 周公猶菅 蔡の禍あり。...
View Article口号呉王美人半醉 李白
口號吳王美人半醉 口号呉王の美人半ば醉ふ 李白 風動荷花水殿香 風は荷花を動かして水殿香ばしく 姑蘇臺上宴吳王 姑蘇台上呉王宴す 西施醉舞嬌無力 西施醉ふて舞へば嬌として力無く 笑倚東窗白玉床 笑って倚る東窓白玉の床
View Article唐詩選 蔵書
南郭先生考訂 李于鱗唐詩選 文化丁卯新刻嵩山房梓 南郭先生 服部南郭 李于鱗 李攀竜 文化丁卯 文化四年(1807年) 文化四丁卯年春三月日新刻出来 大阪 書肆定榮堂 古文字屋市兵衞弘所 江戸 書肆嵩山房藏版 小林新兵衞梓行 送祕書晁監還日本 (王維) 積水不可極安知滄海東九州何處 遠萬里若乗空向國惟看日歸帆但 信風鰲身映天黑魚眼射波紅鄕國...
View Article住田金陽書 九谷焼新古今集細字香合コレクション
蓋表 新古今集 春歌 金陽書 蓋裏 新古今集 秋歌 金陽書 底 山ざくら ちりて み雪に まがひなば いづれか 花とはるに とはなむ 新古今集春歌下 題しらず 伊勢 山ざくら散りてみ雪にまがひなばいづれか花と春にとはなむ 台 裏印 谷 九 平成30年5月5日 弐點八
View Article百人一首一夕話 7 巻之三 3 蔵書
三條右大臣 歌釋 貞信公 歌釋 相者皇子大臣を相する話 忠平南殿の鬼に逢ふ話 忠平棗を好みたまふ話 花山院築地に瞿麦を植らし話 宗像神忠平の夢に見たまふ話 中納言兼輔 歌釋 堤中納言の話 源宗于朝臣 凡河内躬恒 歌釋 月を弓張といふことをよめる歌の話 大堰川行幸の時の歌の話 貫之躬恒歌の勝劣の話 御厨子女の話 壬生忠岑 歌釋...
View Article新古今和歌集(隠岐本)上下 古典文庫 蔵書
大久保 正 校 新古今和歌集(隠岐本) 古典文庫 上下2巻 校者:大久保正 初版:上 昭和24年9月30日 下 昭和24年11月30日 発行:古典文庫 隠岐本(撰者名注記)一本の小宮賢次郎旧蔵本の能う限り忠実な翻刻本。...
View Article遠浦帰帆 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
遠浦帰帆 かぜむかふ雲の うき波 たつとみて つりせぬさきに かへるふな人 瀟湘八景 風むかふ雲のうき波立つと見て釣せぬさきに帰る舟人 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article洞庭秋月 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
洞庭 さゞ 秋月 なみ あきにすむみづ すさまじくさよ更 て つきをひたせる 沖の 瀟湘八景為相歌 洞庭秋月 秋に澄む水凄まじく小夜ふけて月を浸せる沖津(の)さざ波 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article江天暮雪 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
江天暮雪 あしの葉に かゝれる雪も ゆふべ ふかき江も とも 汀の色 なし は 瀟湘八景為相歌 江天暮雪 芦の葉にかかれる雪もふかき江もの汀のいろは夕ともなし 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article煙寺晩鐘 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
煙寺晩鐘 くれかゝる霧より つたふ かねの音に をちかたひとは みちい そぐ 也 瀟湘八景為相歌 烟寺晩鐘 暮かかる霧よりつたふ鐘の音に遠方人は道急ぐなり 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article山市晴嵐 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
山市晴嵐 松たかき里よりうへの 峯はれて あらしにしずむ 山本の雲 瀟湘八景為相歌 山市晴嵐 松高き里より上の峰晴れて嵐に静む山元の雲 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article平沙落雁 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
平沙落鴈 まづあさる蘆辺の 友にさそはれて そらゆくかりも またくだるなり 瀟湘八景為相歌 平沙落雁 まづ漁る芦辺の友に誘はれて空行く雁もまた下るなり 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article漁村夕照 瀟湘八景為相歌 筆者不明コレクション
漁村夕照 波の色は入日の あとになほみえて いそぎはくらき 木がくれのいお 瀟湘八景為相歌 漁村夕照 波の色は入日のあとに猶見えて磯際暗き木隠れの庵(宿) 平成30年5月10日 弐點弐/8
View Article厳上松 近衛忠煕筆コレクション
巌上松 忠熈 根ざしたる 厳の まつの深み どり これもうごかぬ 世○ためしを 近衛 忠煕 (文化5年(1808年) - 明治31年(1898年))幕末の公卿。公武合体派として活動した。翠山と号す。 安政4年(1857年)、左大臣となるが、将軍継嗣問題で一橋派に属し、戊午の密勅のために献策したため、安政の大獄により失脚し、落飾謹慎する。...
View Article三代集類題 蔵書
三代集類題 巻之一 春夏 巻之二 秋冬 巻之三 戀 巻之四 寄戀 巻之五 雜 全五巻 編者等 本居大平 佐伯正臣 編次 鑒 野之口隆正 鈴木重胤 校正 発行 京師三條通升屋町 御書物所 出雲寺和泉掾 初版(後書年月日) 文政四年辛巳 三月 十七日 1821年 早稲田大学図書館 古典籍 三代集類題
View Article百人一首一夕話 8 巻之四 1 蔵書
百人一首秘斗豫峨他梨巻之四 目録 紀貫之 歌釋 初瀬寺梅の話 貫之始て假名文を書かれし話 土佐日記の話 津国河尻の地理古今にかはれる話 蟻通明神の話 鴬宿梅の話 清原深養父 歌釋 文屋朝康 歌釋 寛平歌合の話 右近 歌釋 交野少将の話 参議等 歌釋 平兼盛 歌釋 申文に書そへたる歌の話 天徳歌合の話...
View Article法家中原氏系図考証
書陵部紀要 第27号 昭和50年 法家中原氏系図考証 今江広道 18頁~38頁 はしがき 一 法家中原氏系図 二 貞清流と俊光流 三 章広流の検討 三 章親流の検討 四 章直流の検討 むすびにかえて 資料詳細(図書寮文庫) 函架番号415 ・ 214 枝番号0000 分類番号434 歴史及伝記 > 伝記 > 系譜・家伝 書名中原氏系図 (明経道)
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