万葉集西本願寺本 貧窮問答歌
万葉集巻第五 貧窮問答謌一首并短哥 カゼマジリアメノフルヨノアメマジリユキノフルヨハスベモナクサムク 風 離 雨 布流欲乃雨 離 雪 布流欲波為部母奈久寒 マゼニ マゼニ シアレバカタシホヲトリツツシロヒカスユザケウチスス 之安礼婆堅 塩 乎取 都豆之呂比糟 湯酒 宇知須々 ロヒテシカブカヒヒビシビシニシカトアラヌ 呂比弖之可夫可比鼻毘之毘之尓志可登阿良農...
View Article契沖 万葉代匠記 貧窮問答歌
万葉集 巻第五 貧窮問答歌一首并短歌 カゼマジリアメノフルヨノアメマジリユキノフルヨハスベモナクサムクシアレバ 風 離 雨 布流欲乃雨 雑 雪 布流欲波為部母奈久寒 之安禮婆 カタシホヲトリツヽシロヒカスユザケウチスヽロヒテシカブカヒ 堅 塩 乎取 都豆之呂比糟 湯酒 宇知須々呂比弖之可夫可比 ヒビシビシニシカトアラヌヒゲカキナデテアレヲオキテ 鼻毘之毘之爾志可登阿良農比宜可伎撫...
View Article(41)山上憶良(42)湯原王 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第八 1538 山上朝臣憶良詠秋野花歌二首 ハギノハナヲバナクズハナナデシコノハナヲミナヘシマタフヂバカマアサガホノハナ 芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花 其二 万葉集 1552 湯原王蟋蟀歌一首 ユフヅクヨコヽロモシノニシラツユノヲクコノニハニキリ/"\スナクモ 暮月夜 心毛思努爾 白露乃 置此庭爾 蟋蟀鳴毛 万葉集 西本願寺本より...
View Article萬葉集全註釋 武田祐吉 貧窮問答歌
万葉集巻第五 貧窮問答歌一首并短歌 かせまじりあめふるよの 風 雜 雨 布流欲乃 あめまじりゆきふるよは、 雨 雜 雪 布流欲波 すべもなくさむくしあれば、 為部母奈久寒 之安禮婆 かたしほをとりつづしろひ 堅 鹽 乎取 都豆之呂比 かすゆざけうちすすろひて、 糟 湯酒 宇知須々呂比弖 しかふかひはなびしびしに 之叵夫可比鼻 毘之毘之尓 しかとあらぬひげかきなでて、 志可登阿良農比宜可伎撫...
View Article(43)(44)高橋虫麻呂集 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第九 1741 詠水江浦嶋子并短歌 反歌 トコヨベニスムベキモノヲツルギタチサガコヽロカラオソヤコノキミ 常世邊 可住物乎 劔刀 己之心柄 於曽也是君 見武蔵小埼沼鴨作歌一首 サキタマノヲザキノイケニカモゾハ子キルヲノガミニフリヲケルシモヲハラフトニアラシ 前玉之 小埼乃沼尓 鴨曽翼霧 己尾尓 零置流霜乎 掃等尓有斯 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師...
View Article(45)(46)柿本人麻呂歌集 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十 1895 ハルサレバマヅサキクサノサキクアラバノチモアヒミシナコヒソワギモ 春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹 万葉集巻第十一 2480 ミチノベノイチシノハナノイチシロクヒトミナシリヌワガコヒツマハ 路邊 壹師花 灼然 人皆知 我戀○ イチシロクヒトシリニケリツギテシオモヘバ 或本歌云 灼然 人知尓家里 継而之念者...
View Article(49)柿本人麻呂 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十三 3254 柿本朝臣人麿歌集歌曰 反歌 シキシマノヤマトノクニハコトダマノタスクルクニゾマサキクアレヨク 志貴嶋 倭國者 事霊之 所佐國叙 真福在与具 右五首 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈 国立国会図書館 デジタルコレクション 小川町立図書館
View Article万葉集古義 鹿持雅澄 貧窮問答歌
萬葉集古義五巻之下 カゼマジリ アメフルヨノ アメマジリユキフルヨハ スベモナク。サムクシアレバ カタシホヲ トリツ 風 雜 。雨 布流欲乃。雨 雜 雪 布流欲波。為部母奈久。寒 之安禮婆。堅 塩 乎。取 都 ツシロヒ カスユザケウチススロヒテ シハブカヒ ハナビシビシニ シカトア 豆之呂比。糟 湯酒。宇知須々呂比弖。之叵夫可比。鼻 毘之毘之爾。志可登阿 ラヌ ヒゲカキナデテ...
View Article(50)(51)東歌 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十四 3351 東謌 ツクバ子ニユキカモフラルイナヲカモカナシキコロガニノホサルカモ 筑波祢尓 由伎可母布良留伊奈乎可母加奈思吉兒呂我尓努保佐流可母 右二首常陸国歌 万葉集巻第十四 3373 相聞 タマガハニサラステヅクリサラサラニナニゾコノコノココタカナシキ 多麻河泊尓左良須弖豆久利佐良左良尓奈仁曽許能兒乃己許太可奈之伎 右九首武蔵國歌 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈...
View Article(52)遣新羅使送別(53)佐野茅上娘子 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十五 3580 遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌 キミガユクウミベノヤドニキリタタバアガタチナゲクイキトシリマセ 君之由久 海邊乃夜杼尓 奇里多〃婆安我多知奈氣久伊伎等之理麻勢 万葉集巻第十五 3724 中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌 キミガユクミチノナカテヲクリタタネヤキホロボサムアメノヒモカモ 君我由久 道乃奈我弖乎 久里多〃祢也伎保呂煩散牟安米能火毛我母 万葉集...
View Article(54)長忌寸意吉麻呂(55)作者不詳 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十六 3825 詠行騰蔓菁食薦屋梁歌 スコモシキアヲナニモテコウツハリニムカバキカケテヤスムコノキミ 食薦敷 蔓菁煮将来 屋梁尓 行騰懸而 息此公 万葉集巻第十六 3835 獻新田部親王歌一首 カツマタノイケハワレシルハチスナシシカイフキミガヒゲナキガゴト 勝間田之 池者我知 蓮無 然言君之 鬚無如之 右或人 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈...
View Article(56)大伴家持 七夕 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十七 3900 十年七月七日之夜獨仰天漢聊述懐一首 タナバタノフナノリスラシマソカヾミキヨキツキヨニクモタチワタル 多奈波多之舩 乗 須良之麻蘇鏡 吉欲伎月 夜尓雲 起 和多流 右一首大伴宿祢家持作 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈 国立国会図書館 デジタルコレクション 小川町立図書館
View Article(57)(58)大伴家持 奥州金出 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十八 4097 賀陸奥國出金詔書歌一首并短歌 スメロギノミヨサカエムトアヅマナルミチノクヤマニコガ子ハナサク 須賣呂伎能御代佐可延牟等阿頭麻奈流美知乃久夜麻尓金 花 佐久 万葉集巻第十八 4109 教喩史生尾張少咋歌一首并短歌 クレナヰハウツロフモノゾツルバミノナレニシキヌニナホシカメヤモ 久礼奈為波宇都呂布母能曽都流波美能奈礼尓之伎奴尓奈保之可米夜母 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師...
View Article(59)(60)大伴家持 越中 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十九 4139 天平勝寶二年三月一日之暮、眺矚春苑桃李花作歌二首 ハルノソノクレナヰニホフモモノハナシタテルミチニイデタチシイモ 春 苑 紅 尓保布桃 花 下 昭 道 尓出 立 ○嬬 万葉集巻第十九 4143 攀折堅香子草花謌一首 モノヽフノヤソノイモラガクミマガフテラヰノウヘノカタカゴノハナ 物 部能八十乃○嬬等之挹 乱 寺 井之於 乃堅 香子之花 ○:女へんに感...
View Article(61)大伴家持 射水川 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十九 1450 遥聞泝江舩人之唱謌一首 アサドコニキケバハルケシイミヅガハアサコギシツツウタフフナビト 朝 床 尓聞 者遥 之射水 河 朝 己藝思都追唱 舩 人 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈 国立国会図書館 デジタルコレクション 中城跡半僧坊大権現堂羅漢
View Article春歌上 家隆 新三十六歌仙コレクション
従二位家隆 梅がゝ こたへぬ に むかしを 影 とへ ぞ 春 ば 袖に う の月 つれ る 百首歌奉りし時 藤原家隆朝臣 梅が香にむかしをとへば春の月こたへぬかげぞ袖にうつれる 読み うめがかにむかしをとへばはるのつきこたえぬかげぞそでにうつれる 備考...
View Article(62)(63)大伴家持 依興作歌 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十九 4290 廿三日、依興作謌二首 ハルノノニカスミタナビキウラカナシコノユフカゲニウグヒスナクモ 春 野尓霞 多奈比伎宇良悲 許能暮 影 尓鴬 奈久母 万葉集巻第十九 4291 ワガヤドノイササムラタケフクカゼノオトノカソケキコノユフベカモ 和我屋度能伊佐左村 竹 布久風 能 於等能可蘇氣伎許能由布敝可母 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈 国立国会図書館...
View Article春歌上 定家 新三十六歌仙 筆者不明色紙コレクション
前中納言定家 とだえ 春の夜 して の夢 みね の 雲 に の空 わかるゝ うき よこ 橋 新古今和歌集巻第一 春歌上 守覚法親王家五十首歌に 藤原定家朝臣 春の夜の夢のうきはしとだえして峯にわかるるよこ雲の空 よみ: はるのよのゆめのうきはしとだえしてみねにわかるるよこぐものそら 備考:...
View Article(64)大伴家持 作歌一首 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第十九 4292 廿五日、作謌一首 ウラウラニテルハルヒニヒバリアガリココロカナシモヒトリシオモヘバ 宇良々々尓照流春 日尓比婆理安我里情 悲 毛比等里志於母倍婆 万葉集 西本願寺本より 仙覚律師 萬葉集註釈 国立国会図書館 デジタルコレクション 中城跡半僧坊大権現堂羅漢
View Article春歌上 有家 新三十六歌仙 筆者不明色紙コレクション
大蔵卿有家 青柳 のいとに玉 ぬく白 はるか 露 の へぬ しらず らむ 幾世 の 新古今和歌集巻第一 春歌上 千五百番歌合に春歌 藤原有家朝臣 青柳のいとに玉ぬく白つゆの知らずいく世の春か経ぬらむ 読み: あおやぎのいとにたまぬくしらつゆのしらずいくよのはるかへぬらむ 意味:...
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