(65)(66)防人歌 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第二十 4401 天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌 カラコロモスソニトリツキナクコラヲヲキテゾキヌヤオモナシニシテ 可良己呂武須宗尓等里都伎奈苦古良乎意伎弖曽伎怒也意母奈之尓志弖 得病不来進歌數十二首 但拙劣歌者不取載之 右一首國造小縣郡他田舎人大嶋 万葉集巻第二十 4425 二月廿九日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇 宿祢三國進歌数廿首但拙劣歌者不取載之...
View Article春歌下 雅経 新三十六歌仙 筆者不明色紙コレクション
参議雅經 花さ しばし は そふ 匂へ 名ごり 春の を 雲に吹 山かぜ とめて 新古今和歌集巻第二 春歌下 落花といふことを 藤原雅経 花さそふなごりを雲に吹きとめてしばしはにほへ春の山風 読み: はなさそうなごりをくもにふきとめてしばしはにおえはるのやまかぜ 備考:...
View Article(67)橘諸兄(68)大伴家持 小川町万葉集モニュメント
万葉集巻第二十 4448 同月十一日左大臣橘卿宴右大辨丹比國人真人之宅歌三首 アヂサヰノヤヘサクゴトクヤツヨニヲイマセワガセコミツツシノバム 安治佐為能夜敝佐久其等久夜都与尓乎伊麻世和我勢故美都々思努波牟 右一首左大臣寄味狭藍花詠也 万葉集巻第二十 4516 三年春正月一日於因幡國廳賜饗國郡司等之宴歌一首 アタラシキトシノハジメノハツハルノケフフルユキノイヤシケヨゴト 新年乃...
View Articleうすくこき 宮内卿の歿年6 『宮内卿歿年考』での否定
7 『宮内卿歿年考』での否定 (1)石田吉貞氏の論調 石田吉貞は、宮内卿の歿年を、明月記から承元元年(建永二年)五月九日とする大日本史料を誤りとして昭和20年頃ある雑誌に投稿したが、省みられず、「辭書、年表、文學史、和歌關係書をはじめ、一般の歴史書に至るまで...
View Article訓読明月記 第一巻 蔵書
訓読 明月記 第一巻 今川文雄 訳者:今川文雄 初版:昭和52年9月20日 発行:河出書房新社 治承四年 二、三、四、五、六、七、九、十、十一、十二月 治承五年 正、二、閏二、三、四、五、六、八、九、十一、十二月 文治四年 四、九月 建久元年 十二月 建久二年 八、十二、閏十二月 建久三年 三、四、五月 建久五年 十二月 建久六年 十二月 建久七年 二、三、四、五、六、七月 建久八年 八、十二月...
View Article藤原定家・藤原家隆 歴代歌人研究 蔵書
藤 藤 歴 森 尾 代 厚 原 原 山 歌 直 篤 人 生 定 家 太 二 研 郎 郎 究 閣 家 隆 著 歴代歌人研究 藤原定家 藤原家隆 著者:森直太郎(定家) 尾山篤太郎(家隆) 初版:昭和15年11月18日 発行:厚生閣
View Article冬歌 山部赤人 富士市歌碑1
山部宿祢赤人望不盡山歌一首并短歌 天地之 分時從 神左備手 高貴寸 駿河有 布士能高嶺乎 天原 振放見者 度日之 陰毛隠比 照月乃 光毛不見 白雲母 伊去波伐加利 時自久曽 雪者落家留 語告 言継将徃 不盡能高嶺者 田兒之浦從打出而見者真白衣 不盡能高嶺尓雪波零家留 刻字は神宮文庫本万葉集による 山部赤人富士山を望む歌...
View Article冬歌 山部赤人 富士市歌碑2
田兒之浦從打出而見 者真白衣不盡能高嶺 爾雪波零家留 田子之浦保勝會長 船山啓治郎 建 田子之浦 田子の浦漁港 新古今和歌集巻第六 冬歌 題しらず 山部赤人 田子の浦にうち出でて見れば白たへの富士の高嶺に雪は降りつつ 静岡県富士市 ふじのくに田子の浦みなと公園下
View Article雑歌上 藤原清正 吹居の鶴 筆者不明コレクション
あまつ風 など ふけヰ か の 雲ヰ に うらに かへら ゐる ざるべ たづ き の 新古今和歌集第十八 雜歌下 殿上離れ侍りてよみ侍りける 藤原清正朝臣 天つ風ふけひの浦にゐる鶴のなどか雲居にかへらざるべき...
View Article田子之浦從 続日本記
続日本記 巻第十八 孝謙天皇 天平勝宝二年 三月戊戌、駿河國守從五位下楢原造東人等、於部内廬原郡多胡浦浜、獲黄金献之。練金一分、沙金一分。於是、東人等賜勤臣姓。
View Article新釈新古今和歌集 蔵書
新 釋 國 漢 叢 書 末政寂仙著 東 弘 京 文 大 社 阪 版 新釋新古今和歌集 著者:末政寂仙 初版:昭和7年10月30日 発行:湯川弘文社 中等学校在学生及び高等学校、各種専門学校入学受験者の参考書として編んだ。 仮名序、209首92ページに、語釈、通釈、批評に分けて解説。
View Article秋歌上 西行1 三夕 筆者不明コレクション
西行法師 こゝろなき身にも 哀はしられけり しぎたつ沢の 穐のゆふ暮 読み:こころなきみにもあわれはしられけりしぎたつさわのあきのゆうぐれ 隠 歌:心なき身にもあはれは知られけりしぎたつ沢の秋の夕ぐれ 意味;風流を解しない私にもあわれを感じることが出きる。鴫が突然羽音を立てて飛び去った沢の夕暮をみると。 備考:三夕。...
View Article秋歌上 寂蓮 三夕 筆者不明コレクション
寂蓮法師 さびしさはその色 とうしもなかりけり まきたつ山の 秋のゆふ暮 新古今和歌集巻第五 秋歌上 題しらず さびしさはその色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮 読み:さびしさはそのいろとしもなかりけりまきたつやまのあきのゆうぐれ 意味:寂しさは、その風景が必ずしも原因と言うことでは無いが、真木が霧の中から突然現れる秋の夕暮れは(その風景だけで)とても寂しい。...
View Articleびんざさら
びんざさら 国立歴史民俗博物館展示室でびんざさらを体験できるコーナーが有り、年中行事絵巻レプリカと共に展示していた。 mの文字のようにして、上下に動かすと簡単に音がなった。 年中行事絵巻
View Article秋歌上 定家 三夕 筆者不明コレクション
藤原定家朝臣 見わたせばはなも 紅葉もなかりけり うらのとま屋の 秌の夕ぐれ 新古今和歌集巻第四 秋歌上 西行法師すすめて百首よませ侍りけるに 見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕ぐれ 読み:みわたせばはなももみぢもなかりけりうらのとまやのあきのゆうぐれ 備考:源氏物語 須磨 平成31年3月24日 參點壱/六
View Article源氏物語 歴博蔵本
源氏物語、薄雲 (入道) きさいの宮はるのはじめよりなやみわたらせたまひて 三月にはいとをもくならせたまひぬればぎやう かうなどあり。 ゐんにわかれたてまつらせたまひしほどは いといはけなくてものふかくもおぼされざりしを いみじうおぼしなげきたる御けしきに宮もい とかなしくおぼさる。ことしはかならずのがるまじき としと思ひ給へれど、おどろ/"\しき心ちにもはべ...
View Article秋歌上 西行2 三夕 筆者不明コレクション
西行法師 こゝろなき 身にもあはれは しられけり しぎたつ澤の あきのゆふ ぐれ 新古今和歌集巻第四 秋歌上 心なき身にもあはれは知られけりしぎたつ沢の秋の夕ぐれ 読み:こころなきみにもあわれはしられけりしぎたつさわのあきのゆうぐれ 隠 意味:風流を解しない私にもあわれを感じることが出きる。鴫が突然羽音を立てて飛び去った沢の夕暮をみると。 備考:三夕。...
View Articleこぼれてにほふ 幽霊の好きな歌
こんな話がある。 昔、京の都で、上東門院様が京極殿に住いになられていた時、ある年の三月の二十日余りの頃、花の盛で、寝殿南面の桜が、えもいはず咲き乱れていて、女院様は、寝殿にて桜を御覧になられていたところ、南面の庇の間の辺りから、大変気高く、神々しい声で、 「こぼれてにほふ花桜かな」 と突然、歌を読み上げて、その声を女院様がお聞きになられ、...
View Article