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Channel: 新古今和歌集の部屋
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和泉式部 軒場梅歌碑

霞た津  者留き尓け里と  和泉式部   此花を 見留尓そ鳥能     軒場梅    こ恵も万多留ヽ 歌:霞立つ春来にけりとこの花を見るにぞ鳥の声も待たるる 読み:かすみたつはるきにけりとこのはなをみるにぞとりのこゑもまたるる 出展:万代和歌集 誠心院 京都市中京区新京極通六角下ル中筋町487

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哀傷歌 消えにし人を何に例へむ

新古今和歌集 巻第八哀傷歌 小式部内侍露置きたる萩織りたる唐衣を着て侍りけるを身まかりて後上東門院より尋ねさせ給ひけるにたてまつるとて               和泉式部    置くと      見し   露もありけり はかなくて     消え  にし人を     何に      例へむ 読み:おくとみしつゆもありけりはかなくてきえにしひとをなににたとえむ...

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哀傷歌 忘らるる時の間ぞなき

新古今和歌集 巻第八哀傷歌 和泉式部   恋ひわぶと 聞きにだに聞け 鐘の音にうち忘      らるる  時の間 ぞなき 読み:こいわぶとききにだにきけかねのねにうちわすらるるときのまぞなき 京都市中京区誠心院

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哀傷歌 身を吹き通す風の音

新古今和歌集 巻第八哀傷歌 弾正尹為尊親王におくれて、なげき侍りけるころ           和泉式部 ねざめする身を      吹きと  ほす風の音を 昔は袖のよそ     に聞き       けむ 読み:ねざめするみをふきとほすかぜのねをむかしはそでのよそにききけむ

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金槐和歌集 祝

金槐和歌集 賀 369 いはいの歌 君が代もわが代もつきじいしかはやせみの小川のたえじと思えば 無名抄 せみのを川事

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草子洗小町 富士のなるさの大将

草子洗小町     三番目物 作者:世阿弥。有る本では観阿弥。 前後シテ 小野小町 ツレ 紀貫之 ツレ 壬生忠岑、河内躬恒 ツレ 王(子) 前後ワキ 大伴黒主 撒かなくに何を種とて浮草の波のうね/\生ひ茂るらん(出展不明) シテ その様賤しき身ならねば。何とて古歌とは見るべきぞ。 ワキ さて言葉を正さで誤りしは。富士のなるさの大將や。四病八病三代八部同じ文字。 無名抄 無名大將事 ※四病八病 歌病...

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伊勢物語 交野の桜狩り1 奈良絵本筆者不明コレクション

伊勢物語第八十二段 昔これたかのみこと申すみこおはしまし けり。山ざきのあなたにみなせといふ所に 宮ありけり。としごとのさくらの花ざかり にはその宮へなむおはしましける。その時右の むまのかみなりける人をつねにゐてお はしましけり。とき世へて久しくなりにければ その人の名わすれにけり。かりはねん比 にもせでさけをのみつゝやまとうた にかかれりけり。いまかりするかたののなぎ□...

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伊勢物語 交野の桜狩り2 奈良絵本筆者不明コレクション

もとにおりゐて枝をおりてかざしにさ□ てかみなかしもみな哥よみけり。うまの かみなりける人のよめる。   世中にたえてさくらのなかりせば   春のこヽろはのどけからまし となむよみたりける。又人のうた   ちればこそいとどさくらはめでたけれ   うき世になにかひさしかるべき とてその木のもとはたちてかへるに日ぐれ になりぬ。御ともなる人さけをもたせて 平成27年8月22日 參點貮 写真...

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伊勢物語 交野の桜狩り3

伊勢物語第八十二段 (続き) 野よりいできたり。このさけをのみてむと てよき所をもとめゆくにあまの河といふと ころにいたりぬ。みこにむまのかみおほみ きまゐる。みこののたまひける「かた野を かりてあまの河のほとりにいたる」を題に てうたよみてさかづきはさせとのたまうけ ればかのむまのかみよみてたてまつりける。   かりくらしたなばたつめにやどからむ   あまのかはらに我はきにけり...

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古今集 春の心は 手鑑コレクション

  世間に  春の    絶て   こヽろ           は のどけ さくらの  から   まし なかりせば 古今和歌集春歌上 なぎさの院にてさくらを見てよめる              業平 世中にたえてさくらのなかりせば春の心はのとけからまし 高辻侍従 高辻長純 1619-1648 極 古筆了仲 心の花の色にまかせて 手鑑コレクション 連 平成27年8月23日 壱

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雑歌上 雲隠れにし夜半の月影 筆者不明コレクション

新古今和歌集 巻第十六雑歌上 はやくよりわらはともたちに侍ける人の年比へて 行あひたるほのかにて七月十日比月にき ほいてかへり侍けれは 紫式部 めくりあひてみしやそれともわかぬまに雲隠にしよはの月哉(※) みこの宮と申ける時少納言藤原統理年ころ なれつかうまつりけるを世をそむきぬへき さまに思ひ立けるけしきを御覧して 三条院御歌 月影の山のはわけてかくれなはそむくうき世を我やなかめむ 題不知...

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雑歌下 何事に止まる心 筆者不明コレクション

新古今和歌集 巻第十八雑歌下 題しらず 西行法師 世をいとふ名をたにもさはとヽめ置て数ならぬ身の思出にせん 身のうさを思ひしらてやヽみなましそむくならひの無世成せば いかがすへき世にあらはやは世をもすてヽあなうのよやと更に思はん 何事にとまる心のありけれはさらにしも又世のいとはしき 入道前関白太政大臣 昔よりはなれがたきはうき世哉かたみ○しのふ中ならねとも なけくこと侍けるころ大峯にこもるとて同...

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伊勢物語歌 一~十四

一 春日野の若紫の摺り衣しのぶの乱れ限り知られず 在原業平かすがののわかむらさきのすりころもしのぶのみだれかぎりしられず新古今恋一 在中将集 古今六帖五 一 陸奥の信夫文字ずり誰故に乱れそめにし我ならなくに 源融みちのくのしのぶもちすりたれゆゑにみだれそめにしわれならなくに古今恋四  二 起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとて眺め暮らしつ...

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伊勢物語歌 十五~二十二

十五 信夫山忍びて通ふ道もがな人の心の奥もみるべく 在原業平しのぶやましのびてかようみちもかなひとのこころのおくもみるべく新勅撰恋五  古今六帖二 十六 手を折りてあひ見し事を数ふればとおいひつつ四つは経にけり 紀有常てををりてあひみしことをかぞうればとおといいつつよつはへにけり在中将集、業平集  十六 年だにも十とて四つは経にけるを幾たび君を頼み来ぬらむ...

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雑歌上 ゆふつけ鳥、垂乳根の諫めし物 筆者不明コレクション

新古今和歌集 巻第十八雑歌下 曉のこころをよめる        皇太后宮大夫俊成 曉とつけの枕をそはたてゝ聞もかなしきかねの音哉 百首哥に        式子内親王 あかつきのゆふつけ鳥そ哀なるなかきねふりを思ふ枕に  あまにならんと思たちけるを人のとゝめ侍けれは 和泉式部 かく計うきをしのひて長らへはこれよりまさる物をこそ思へ  題しらず...

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恋歌四 寄月恋 筆者不明コレクション

新古今和歌集 巻第十四恋歌四 題しらず 八條院高倉 曇れかしながむるからに悲しきは月におぼゆる人のおもかげ 百首哥の中に      太上天皇 忘らるる身を知る袖のむら雨につれなく山の月は出でけり 千五百番歌合に    攝政太政大臣 めぐりあはむ限はいつと知らねども月な隔てそよその浮雲 わが涙もとめて袖にやどれ月さりとて人のかげは見えねど 權中納言公經...

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謡曲 龍田

龍  田                       四番目物 夜神楽物 金春禅竹?...

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後鳥羽院歌碑 井手山吹の花色衣

山吹の  花いろ衣   さらすてふ かきねや    ゐでの わたりなるらむ    後鳥羽院   続千載集 巻第二春歌下 後鳥羽院御集 詠五百首和歌春歌 本歌:山吹の花色衣主や誰問へど答えずくちなしにして(古今集巻第十九雑体歌誹諧歌 題しらず 素性法師) 京都府綴喜郡井手町

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西行歌碑 山吹の里

山吹の  花さく里に なりぬれば ここにも    井手と おもほゆる     かな   西行法師 山家集 山ふき 本歌:山吹の花なき里に住まばこそふりはへ遠き井手へと思はめ (忠見集) 京都府綴喜郡井手町

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小町塚歌碑 花の色は

小町塚 花濃以呂は 宇つりにけりないづらに わが身世に ふるながめせしまに   古今集巻第二春歌下 題しらす          小町  花の色はうつりにけりないたつらにわか身世にふるなかめせしまに   滋賀県大津市大谷町関蝉丸神社

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