写楽 二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木 浮世絵復刻コレクション
二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木 東洲斎写楽筆 江戸時代・寛政6年(1794) 大判 錦絵 重要文化財 寛政6年(1794)5月、蔦屋重三郎を版元として出版された雲母摺の役者大首絵28種のうちの1枚。都座で上演された『花菖蒲文禄曽我(はなあやめぶんろくそが)』で、敵討ちを助ける武士の奥方を演じている。同じ時期に人気役者中山富三郎がいたため、「にく富」と辛(しん)らつにあだ名された。 解説...
View Article和漢朗詠集15 扇 筆者不明巻子本コレクション
不 期 夜 漏 初 分 後 唯 翫 秋 風 未 到 前 天の 川 そら すみ あふぎの わたる かぜ に かさゝ 霧 ぎの はれた はし 扇 軽扇動明月 菅原文時 期せず夜漏の初めて分かれて後、 唯翫ぶ秋の風の未だ到らざる前。 拾遺 清原元輔 天の川あふぎの風に霧はれて...
View Article敦忠 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 権中納言敦忠 むかし 思は は ざり もの けり も 逢みての 後のこゝ ろに くらぶれば 拾遺集恋歌二 公任三十六人撰 重要文化財 仙波東照宮 岩佐又兵衛画 三十六歌仙額レプリカ 川越市上戸 川越橋左岸
View Article春歌上 和漢朗詠集16 春興2 筆者不明巻子本コレクション
花 下 忘 歸 因 美 景 樽 前 勧 酔 是 春 風 もゝ 敷の さくら かざし 大宮 て 人は けふも いとま くら あれや しつ 春興 白居易 花の下に帰らむことを忘るるは美景に因ってなり 樽の前に酔ひを勧むるは是れ春の風 新古今和歌集巻第二 春歌上 題しらず 山部赤人...
View Article公忠 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 源公忠朝臣 ゆき くらし やら つ で ほとゝ 山ぢ ぎす いま き ひと かま ほし こゑ さ の に 拾遺集 夏 公任三十六人撰 俊成三十六人歌合 重要文化財 仙波東照宮 岩佐又兵衛画 三十六歌仙額レプリカ 川越市上戸 川越橋左岸
View Article野分 源氏物語大和絵大炊御門経孝?筆コレクション
大かた の おぎ の葉 すぐる 風の 音も うき 身ひ とつに しむ こゝち し て 大炊御門殿経孝公 さかき 野分 もののあはれにおぼえけるままに、箏の琴を掻きまさぐりつつ、端近うゐたまへるに、御前駆追ふ声のしければ、うちとけ萎えばめる姿に、小袿ひき落として、けぢめ見せたる、...
View Article和漢朗詠集17 秋興 筆者不明巻子本コレクション
林 間 煖 酒 焼 紅 葉 石 上 題 詩 掃 緑 苔 うづら なく おもふ いはれの 人 とも 野べ の みつる 秋は けふ ぎを かな 送王十八帰山寄題仙遊寺 白居易 曾於太白峯前住 曽て太白峯の前に於いて住み、 數到仙遊寺裏来 数しば仙遊寺裏に到り来たり。 黒水澄時潭底出 黒水澄む時潭底出で、...
View Article関東中原氏家伝と系図の展開について1
関東中原氏家伝と系図の展開について 佐々木紀一 一、親能子孫の伝承ー「斎院次官親能置文」 続群書類従本『大友系図』を見るに、 光能─親能┬季時 │ ├能直 │ ├親実 │ ├師員 │ ├師俊 │ ├親家 │ ├仲能 │ └親茂...
View Article斎院女御 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 齋宮女御 ことの しら べ ねに そめ みね の け 松かぜ ん かよふ らし いづれのをより 公任三十六人撰 徽子女王 拾遺集 野宮に、斎宮の庚申し侍りけるに、松風入夜琴 といふ題をよみ侍りける 和漢朗詠集 重要文化財 仙波東照宮 岩佐又兵衛画 三十六歌仙額レプリカ 川越市上戸 川越橋左岸
View Article辰田川之図 喜多武清?画掛軸コレクション
伊勢物語 百六段 むかし男、親王たちの逍遥したまふ所にまうでて、龍田河のほとりにて、 ちはやぶる神代も聞かず龍田河からくれなゐに水くくるとは 武清辰田川之圖 喜多武清 安永五年(1776年) - 安政三年十二月廿日(1857年1月15日))81歳。 江戸後期の南画家。字は子慎、通称は栄之助、号は可庵・五清堂・一柳斎・鶴翁。谷文晁門下。 行年七十八可庵武清筆 1853年 常総市所蔵の喜多武清筆...
View Article関東中原氏家伝と系図の展開について2
忠順┬師茂 │ 左衛門尉、加賀守 ├親重──┬親清 元親茂、三浦介義盛大軍時、義盛一味失命 │ │ ├師公 └親定 │ ├親実 │ ├親定 │ ├忠慶 │ ├元尊 │ └親職 とあるが、 (壬生本) (仁和寺本「大江」) 忠順┬師茂 │ ├親重 │ ├親職 │ ├師公 │ ├親実...
View Article昔男時世妝 紀有常
○有常君がみけしの哥の段 むかし紀の有常といふ人有。淳和、仁明、文徳の三代の御門に つかふまつり、時にあひけれど、後は代かはり、時うつりにければまづ 此有常といふ人は、紀の右大臣名虎の子にて、妹は文徳天皇第 一の皇子惟高の親王のお袋さま。さればその惟高の親王首尾 よく御即位だにましまさば、有常どのには忝くも御叔父○なれ...
View Article和漢朗詠集18 夏夜 筆者不明巻子本コレクション
風 吹 枯 木 晴 天 雨 月 照 平 沙 夏 夜 霜 夏の なく 夜 一と の こゑ に ふす かと あくる すれば ほとゝ しのゝめ ぎす 夏夜 江樓夕望招客 白居易 海天東望夕茫茫 海天東を望めば夕茫々たり。 山勢川形闊復長 山勢川形闊くして復た長し。 燈火萬家城四畔 灯火万家城の四畔 星河一道水中央...
View Article実材母集
実材母集 平のちか時かぎりにわづらひ侍るよし、あづま へくだりにしちちのもとへつげて侍りしをうせて のちそのつかひかへりきたりし。いとかなしくて はる/"\とゆきても人はかへりきぬながきわかれよいつをまたまし 親清あづまに侍りし冬のころ申しおこせて侍りし おもひやれひとりしも夜にふしわびてなみだもこほる袖のかたしき かへし わがそでやさえまさるらん冬の夜のなみだのつららむすぼほれつつ
View Article敏行 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 藤原敏行朝臣 みえ 秋き ね ぬと ども 目 には 風の さや をと に かに かれ も ぬ おどろ る 重要文化財 仙波東照宮 岩佐又兵衛画 三十六歌仙額レプリカ 川越市上戸 川越橋左岸
View Article新古今世界と中世文学 上 蔵書
石田吉貞 著 新古今世界と中世文学 (上) 北沢図書出版 著者:石田吉貞 初版:昭和47年6月15日 発行:北沢図書出版 目 次 序 第一編 新古今歌風の形成と展開 第一 西行的なものと俊成的なもの 一 二つの傾向 二 西行的なもの 三 俊成的なもの 四 新古今集と二つの傾向 第二 西行の歌の不可解性 一 問題の提起 二 感情内容の不可解性...
View Article新古今世界と中世文学 下 蔵書
石田吉貞 著 新古今世界と中世文学(下) 北沢図書出版 著者:石田吉貞 初版:昭和47年11月15日 発行:北沢図書出版 目 次 第三編 作家論 第一 西行の家族的周辺 一 在来の研究 二 男子について 三 女子について 第二 俊成終焉記 (附)定家母歿年考 第三 俊成卿女と越部禅尼 一 俊成の子女 二 俊成卿女の素性 三 人としての俊成卿女...
View Article宗于 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 源宗于朝臣 ときはなる松の みどりも いろま 春くれば さり いま一 けり しほの 公任三十六人撰 俊成三十六人歌合 古今集 春歌上 和漢朗詠集 重要文化財 仙波東照宮 岩佐又兵衛画 三十六歌仙額レプリカ 川越市上戸 川越橋左岸
View Article賀歌 清正 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 藤原清正 ねの の かげ ひ 姫 を しに 小松 また ま し ひか しめ でや つる 千世 のべ の 公任三十六人撰 俊成三十六人歌合 和漢朗詠集 子の日しに占めつる野辺の姫小松引かでや千代の陰をまたまし 新古今和歌集 巻第七賀歌 子の日をよめる 藤原清正...
View Article興風 仙波東照宮三十六歌仙額レプリカ
左 藤原興風 としに 一たび 逢は あふか は 契 けん こゝろ ぞつらき たなば たの 公任三十六人撰 俊成三十六人歌合 古今集 秋哥上 寛平御時后宮歌合 重要文化財 仙波東照宮 岩佐又兵衛画 三十六歌仙額レプリカ 川越市上戸 川越橋左岸
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