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Channel: 新古今和歌集の部屋
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定家十体和歌 面白体 俊成 油小路隆典筆色紙コレクション

面白躰  いかにせむ賤が   そのふの奥の 中  ぞ 竹かきこも か  し  るともよの 新古今和歌集 巻第十六  雑歌中 述懐百首歌よみ侍りけるに               皇太后宮大夫俊成 いかにせむ賤が園生の奥の竹かきこもるとも世の中ぞかし 読み いかにせむしずがそのふのおくのたけかきこもるともよのなかぞかし 備考 保延六年頃の述懐百首歌 竹。かきと垣の懸詞。世は竹の縁語の節(よ)の懸詞。...

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定家十体和歌 濃体 寂蓮 勧修寺高顕筆色紙コレクション

  濃躰 たち出でゝつま木 こりこくかた岳の   ふかきやまぢと   なりにける哉 新古今和歌集巻第十七   雑歌中               寂蓮法師 立ち出でてつま木をりこし片岡のふかき山路となりにけるかな よみ たちいでてつまきおりこしかたおかのふかきやまじとなりにけるかな 「をりこし」を「こりこく」 勧修寺大納言高顕卿 濃七 㐧七   濃躰 勧修寺大納言高顕卿筆 勧修寺高顕...

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定家十体和歌 見様体 公衡 園基香筆色紙コレクション

 見様躰 かりくらしかたのゝ  ましば折し       きて   よどのかはせの     月をみるか         な 新古今和歌集巻第六   冬歌  鷹狩のこころをよみ侍りける               左近中將公衡 狩りくらし交野の眞柴折りしきて淀の川瀬の月を見るかな よみ かりくらしかたののましばおりしきてよどのかわせのつきをみるかな 園前大納言基香卿 見様八  㐧八 見様躰...

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定家十体和歌 有一節体 西行 庭田重孝筆色紙コレクション

 有一節軆 君いなば月まつ  とてもながめやらむ   あづまのかたの    夕ぐれのそら 新古今和歌集巻第九  離別歌 陸奧へ罷りける人に餞し侍りけるに               西行法師 君いなば月待つとてもながめやらむ東のかたの夕暮の空 よみ きみいなばつきまつとてもながめやらむあずまのかたのゆうぐれのそら 隠 意味...

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定家十体和歌 鬼拉体 家隆 広幡豊忠筆色紙コレクション

 鬼拉躰 おもひ出よたが   かねごとのすえ       ならん  きのふの雲の    あとのやま        かぜ 新古今和歌集巻第十二   恋歌二  千五百番歌合に               藤原家隆朝臣 思ひ出でよ誰がかねごとの末ならむ昨日の雲のあとの山風 よみ おもいでよだがかねごとのすえならむきのうのくものあとのやまかぜ 備考 千五百番歌合 廣幡前内大臣豊忠卿 鬼拉十 㐧十  鬼拉躰...

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定家十体和歌 筆者一覧

麗体    櫛笥大納言隆成 延宝四年(1676年)-寛保四年(1744) 1731-1733 権大納言 ★ 1735 正二位 事可然体  久我大納言通兄 宝永六年(1709年)- 宝暦十一年(1761年) 1728 正三位 1731 権大納言 ★ 1732 従二位 1741 武家伝奏 面白体   油小路大納言隆典 貞享元年(1684年)-延亨三年(1746年) 1728-1733 権大納言 ★...

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和漢朗詠集 月 白居易 伝松花堂昭乗筆コレクション

松花堂 誰人隴外久 征戍何処庭 前新別離 和漢朗詠集 月  中秋月  白居易 誰人か隴外に久しく征戍する。 何れの処の庭前にか新たに別離する。 萬里清光不可思 万里の清光思ふべからず。 添愁益恨遶天涯 愁ひを添へ恨みを益して天涯を遶る。 誰人隴外久征戍 誰人か隴外に久しく征戍する。 何処庭前新別離 何れの処の庭前にか新たに別離する。 失寵故姫歸院夜 寵を失ふ故姫、院に帰る夜。 没蕃老將上樓時...

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和漢朗詠集 月 躬恒 伝松花堂昭乗筆コレクション

しら雲にはね うちかはし飛鴈の かずさへみゆる 秌の夜の月 古今集 秋歌上 しら雲にはねうちかはしとぶかりの かずさへみゆるあきのよの月 凡河内躬恒 古今和歌集ではよみ人知らずで「かずさへ」だが、和漢朗詠集では「かげさへ」になっている。 松花堂昭乗 天正十年(1582年) - 寛永十六年(1639年) 江戸時代初期の真言宗の僧侶、文化人。俗名は中沼式部。堺の出身。豊臣秀次の子息との俗説もある。...

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定家十体和歌 幽玄様 百人一首 元良親王 筆者不明手鑑表コレクション

 幽玄躰 わびぬればいま   はたおなじ難波         なる  身をつくしても   あはむとぞおもふ 後撰集 事いできて後に、京極御息所につかはしける            元良親王 わびぬれば今はた同じ難波なる身をつくしてもあはむとぞ思ふ 平成30年9月17日 壱

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詠者不明歌 筆者不詳手鑑表コレクション

すみよしの松にかすみのいろうめて春のみなとにはつ風ぞふく 藤原○ 不詳 平成30年9月17日 壱

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伊勢物語五十八段 落穂 細河殿筆手鑑裏コレクション

細河殿       ゆかまし うち     物を   わびて 我   おちぼ  も  ひろふと  たづら  きかま     に  せば  伊勢物語五十八段 むかし、心つきて色好みなる男、長岡といふ所に家つくり てをりけり。そこのとなりなりける宮ばらに、こともなき 女どもの、ゐなかなりければ、田刈らむとて、この男のあ るを見て、いみじのすき者のしわざやとて、集りて入り来...

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内容不明 伝冷泉為相筆手鑑裏コレクション

為相 ○隆家 下向し時中宮よりはな○い扇 をつゝ○しけつ 平成30年9月17日 壱

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内容不明 伝尊円法親王筆手鑑裏コレクション

尊円 かへる もあは  なすむ 平成30年9月17日 壱

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明月記 建永元年六月十九日 故殿の押紙

明月記 建永元年 六月 十九日。天晴る。未後に雷鳴。大雨、夕に止む。...

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明月記 建永元年六月廿日 押紙勅定

明月記 建永元年 六月...

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和漢朗詠集 暮春 元稹 筆者不明色紙コレクション

拂水柳花  千万點 隔樓鴬舌   両三聲 過元魏志襄陽楼口占       元稹 水を払ふ柳花は千万点。 楼を隔つる鴬舌は両三声。 平成30年9月29日 壱/3

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秋歌上 三夕 寂蓮 筆者不明色紙コレクション

   寂蓮法師 さびしさはその 色としもなかり       けり 秋  槙  の  たつ   夕暮  山の 歌:さびしさはその色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮 読み:さびしさはそのいろとしもなかりけりまきたつやまのあきのゆうぐれ 意味:寂しさは、その風景が必ずしも原因と言うことでは無いが、真木が霧の中から突然現れる秋の夕暮れは(その風景だけで)とても寂しい。...

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秋歌上 良経 武蔵野の月 筆者不明色紙コレクション

ゆく末は    いづ   空も    ひとつ   る      の むさし     月    野に          影  草の原    より 新古今和歌集巻第四   秋歌上  五十首歌たてまつりし時野径月               摂政太政大臣 行くすゑは空もひとつのむさし野に草の原より出づる月かげ よみ:ゆくすえはそらもひとつにむさしのにくさのはらよりいずるつきかげ 備考 仙洞句題五十首歌...

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小倉山百人一首 蔵書

小倉山百人一首 全 天明五載 ○○○○○○板 書林  ○○(伊勢)屋金兵衛

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小倉山百人一首 序

京極黄門定家卿 於小倉山荘編輯 ーーーーーーーー不明ーーーーーーーー 和歌の姑は古今集の 序に此うた天地の ひらけはじまりける 時よりいできにけりと 書たり。久かたの 天にしては下照姫に 姑るけれど文字も さだかならざりしに 素盞嗚尊 出雲國に宮作し給ふとき 八色の雲たつを 御覧じて 八雲立いづも八重垣 つまごめに八重垣つくる そのやへがきを ○○○○○○○○○

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