雑歌上 源俊頼 本阿弥光悦筆掛軸工芸印刷コレクション
さ くら あさ の おふの うら波たち かへ り 見れ共 あかぬ 山 な し の花 新古今和歌集巻第十六 雑歌上 題知らず 源俊頼朝臣 さくらあさのをふの浦波立ちかへり見れどもあかず山梨の花...
View Article絵入源氏物語 葵 西の対へ渡り給へり 蔵書
小倉山百人一首 源氏物語哥一 はかりなき 葵 ちひろの第 そこの おひ みる九 ゆく 見 ふさの あふひ すへは む われのみぞ はなくさむべかめれと思ふも、いとはかなきほどの御 かたみにこそとて、をの/\あからさまにまかでゝ まいらんといふもあれば、かたみにわかれをしむ...
View Article絵入源氏物語 新枕 葵 蔵書
源氏物語 朝顔 東聖観 式紙コレクション ひ給へる御さまあかぬ所なし。ほかげの御かたはらめ 藤つほ也かしらつきなどたゞかの心つくしきこゆる人の御さ ま、たかふ所なくもなりゆくかなとみ給にいとうれし。 源詞ちかくより給て、おぼつかなかりつるほどのことゞも などきこえ給て、ひごろの物かたりのどかにきこえま...
View Article唐詩選画本 春思二首 其一 賈至 蔵書
しゆんし か し 春思 賈至 そうしよくせい/\としてりゅうしよくきなりとうくはれきらんとしてりくはこはし 艸色靑々柳色黃桃花歷亂李花香 しゆんふうすためにふきうれいをさらしゆんじつひとへによくひいてうらみをなかし 東風不為吹愁去春日偏能惹恨長...
View Article和歌文学講座6 新古今集 蔵書
編集委員 有吉 保 勉誠社 稲岡耕二 上野 理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 新古今集 和歌文学講座6 古典文学講座 第六巻 新古今集 編集 有吉保 稲岡耕二 上野理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 発行:勉誠社 目次 中世和歌の革新的世界 塚本邦雄...
View Article和歌文学講座7 中世の和歌 蔵書
編集委員 有吉 保 勉誠社 稲岡耕二 上野 理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 中世の和歌 和歌文学講座7 古典文学講座7 中世の和歌 編集 有吉保 稲岡耕二 上野理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 発行:勉誠社 目次 中性歌壇の展開 井上宗雄 中性敕撰集の展開...
View Article和歌文学講座4 古今集 蔵書
編集委員 有吉 保 勉誠社 稲岡耕二 上野 理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 古今集 和歌文学講座4 古典文学講座 第四巻 古今集 編集 有吉保 稲岡耕二 上野理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 発行:勉誠社 目次 古今集の世界ー人事的視点からー 藤岡忠美 古今集の成立 村瀬敏夫...
View Article古今著聞集 畠山重忠力士長居と合ひて其肩の骨を折る事
古今著聞集巻第十 相撲強力第十五 畠山重忠力士長居と合ひて其肩の骨を折る事 鎌倉右大將家に、東八カ國うちすぐりたる大力の相撲出來て、申云、 「當時長居に手向ひすべき人おぼえ候はず。畠山庄司次郎ばかりぞ心にくう候。それとても、ながゐをば、たやすくは、いかでかひきはたらかし侍るらむ」と、詞と憚らずいひけり。...
View Article絵入源氏物語 亥子の餅 葵 蔵書
源氏五十四帖 薄雲 歌川国政浮世絵コレクション みちやうのうちにさしいれておはしにけり。人まにから うしてかしらもたげ給へるに、ひきむすびたる文、御 まくらのもとにあり。なに心゛もなくひきあけてみ給へば 源 あやなくもへだてけるかなよをかさねさすが になれし中のころもを。とかきすさひ給へるやう 紫心源ノ事を云也なり。かゝる御心おはすらんとはかけてもおぼし...
View Article唐詩選画本 春思二首 其二 賈至 蔵書
こうふんあたつてろにしやくりうたるゝきんくはろうしゆ けすどびを 紅粉當壚弱柳垂金花臘酒解酴醿 せい か じつほ よく とゝむかくをすいさいすてうあんけいはくのじ 笙歌日暮能留客醉殺長安輕薄兒 其二 こうふんのひしよりさけのうりばのろにあたつて柳なとがせい/\とたれしけつてある。かんつくりのさけのうへにきんくは...
View Article和歌文学講座7 中世の和歌 蔵書
編集委員 有吉 保 勉誠社 稲岡耕二 上野 理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 中世の和歌 和歌文学講座7 古典文学講座7 中世の和歌 編集 有吉保 稲岡耕二 上野理 島津忠夫 藤平春夫 武川忠一 発行:勉誠社 目次 中世歌壇の展開 井上宗雄 中世勅撰集の展開...
View Article絵入源氏物語 香壺の筥 葵 蔵書
少納言は大人しくて、恥づかしうやおぼさんと、思ひ遣り深く心しらひて、娘の弁と言ふを呼び出でて、「これ忍びて参らせ給へ」とて、香壺の筥を一つ差し入れたり。 … 「真に、今はさる文字忌ませ給へよ。もまじり侍らじ」と言ふ。若き人にて、気色もえ深く思ひ寄らねば、持て參りて、御枕上の御几帳より差し入れたるを 日えりしてきこしめすべきことにこそ。さてもねの...
View Article唐詩選画本 西亭春望 賈至 蔵書
せいていのしゆんほう か し 西亭春望 賈至 ひながくかぜあたゝかにしてやなぎせい/\ほくかんきひしているようめいに 日長風暖柳靑靑北雁歸飛入窅冥 かくやうしやうしやうきくすいてきをよくしてしゆんしんをみたしむとうていを 岳陽城上聞吹笛能使春心滿洞庭...
View Article絵入源氏物語 夜をや隔てん 葵 蔵書
源氏物語夕顔 伝西行コレクション 光有りて見し夕顔の上露は黄昏時の空目なりけり なくおもかげに戀しければ、あやしの心やとわれな がらおぼさる。かよひ給し所々よりは、うらめしげにおど 源心ろかしきこえ給ひなどすれば、いとおしとおぼす もあれど、√にゐたまくらの心ぐるしくて、夜をや へだてんとおぼしわづらはるれば、いと物うくて、な...
View Article唐詩選画本 初至巴陵與李十二白同泛洞庭湖 賈至 蔵書
はしめていたりはりやうにとり 初至巴陵與李 じゆうじはくおなじくうかふとう 十二白同泛洞 ていこ か し 庭湖 賈至 ふうかんぶん/\としてらく 楓岸紛々落 やうおゝしとうていのしう 葉多洞庭秋 すいはんらいになみたり 水晚来波 しやうしてきやうにけいしう 乗興軽舟 なしきんゑんはくうん 無近遠白雲 めいけつとむらふせうがを 明月弔湘娥 南国のはりやうあたりへ させんせられてきたり...
View Article絵入源氏物語 葵 いくた年今日改めし 蔵書
源氏物語 朝顔 雪遊 昌盈画絹絵掛軸コレクション むすぼゝれて、ありしにとあらすなり給へる御あり さまを、おかしうもいとおしうもおぼされてとしこ ろ思ひきこえしほいなく、√なれまさらぬ御氣色 源廿二才の、心うきことゝうらみきこえ給ほどに、としも かへりぬ。ついたちの日はれいのゐんにまいり給て ぞ、うち春宮゛などにもまいり給。それより大と...
View Article絵入源氏物語 葵 目次 蔵書
はじめに 1 源氏物語小本 寛文版を、1記事3ページ、先ず現代ひらがなに直した。 2 どうしても読めない字は、○で表記した。 3 そして、それを読み易いように、適宜漢字にし、送り仮名を加え、句読点を加え、濁音点を付し、段落に分けた。特殊な読みは( )内にそのまま記載した。源氏物語大成による青表紙大島本との差異をアンダーラインで付した。 4 タイトルは、物語の内容から、適当に付けた。 5...
View Article唐詩選画本 送李侍郎赴常州 賈至 蔵書
おくるりうじろうかおもむくじやうしうに 送李侍郎赴常州 ゆきはれくもさんしほくふうさむし 雪晴雲散北風寒 そ すい ご さん とうろ なん 楚水吴山道路難 こんにちおくるきみをすべからくつくすゑひを 今日送君須盡醉 めうてうあいおもふともみちまん/\ 明朝相憶路漫々 か し 賈至 冬と見へてふつたゆきかはれ雲もはれ...
View Article中山輔親氏蔵 源氏物語 鈴虫 幻 蔵書
すゞむし 廿二内 (まぼろし) 中山輔親氏蔵 源氏 すゞむし 解題 物語 まぼろし 日本古典文学会 解題 池田 利夫 復刻日本古典文学館源氏物語 鈴蟲・幻監修・編集:日本古典文学会初版:昭和47年10月1日発行:日本古典文学刊行会 源氏物語に関する数種の伝本--中山輔親氏蔵本〔旧烏丸家本 国宝他〕について 著者: 池田 利夫
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