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Channel: 新古今和歌集の部屋
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哀傷歌 末の露元の雫 伝経覚筆コレクション

 僧正遍昭 すゑの露もとのしつくや よの中のおくれ先立 ためしなるらむ 新古今和歌集 巻第八哀傷歌         遍照 末の露元の滴や世の中の遅れ先立つ例なるらむ   俊成三十六人歌合 和漢朗詠集 経覚 (応永2年(1395年)- 文明5年(1473年))...

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春歌下 松に懸かる藤

新古今和歌集 巻第二春歌下  紀貫之 みどり   なる  松にかかれる    藤なれどお  のが頃とぞ 花は   咲きける 読み:みどりなるまつにかかれるふじなれどおのがころとぞはなはさきける

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後拾遺集 末の松山 石田松雪筆コレクション

心かはりて侍りける女に 人にかはりて      清原元輔 ちぎりきな    かたみに袖を  しぼりつゝ すえの松山   浪  こさじ   とは 後拾遺 恋歌四 心かはりて侍りける女に、人にかはりて 清原元輔 ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波こさじとは 石田松雪 不明

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歌論 後鳥羽院御口伝 式子内親王、良経、慈円

式子内親王、藤原良経、慈円...

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賀歌 君が代2 筆者不明掛軸コレクション

 祝のこヽろを    よみ侍ける    皇太后宮       大夫俊成 君が代は千世とも   さヽじ天のとや  いづる月日の     かぎりなけれ          ば 歌:君が代は千代ともささじ天の戸やいづる月日の限なければ 読み:きみがよはちよともささじあまのとやいづるつきひのかぎりなければ 備考:五社百首。 八代集抄、美濃の家づと、九代抄、九代集抄 平成28年4月24日 參點肆

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美濃の家づと 一の巻 春歌下

 春歌下 釋阿和哥所にて、九十賀し侍りしをりの屏風に、山に 桜さきたる所を           太上天皇御製 桜さく遠山どりのしだりをのなが/\し日もあかぬ色哉 さくらの咲たる遠山を、やがて山鳥の尾への玉ひかけて、長々 しの序とし玉へり。下御句、俊成卿の命長きをおぼし めしたるなりといへり。さもあるべし。 千五百番歌合に           俊成卿...

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歌論 後鳥羽院御口伝 寂蓮、藤原家隆、藤原雅経、藤原秀能

寂蓮、藤原家隆、藤原雅経、藤原秀能 又、寂蓮、定家、家隆、雅經、秀能等なり。 寂連は、なをざりならず哥詠みし物なり。あまり案じくだきし程に、たけなどぞいたくはたかくはなかりしかども、いざたけある哥詠まむとて、龍田の奧にかゝる白雲と三躰の哥に詠みたりし、恐ろしかりき。折につけて、きと哥詠み、連哥し、ないし狂歌までも、にはかの事に、故あるやうに詠みし方、眞實の堪能と見えき。...

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羇旅歌 明石の戸

天さかるひなのなかちを         恋くれは  明石のとより    やまとしま      みゆ 新古今和歌集 第十 羇旅歌 題しらず      柿本人麿 あまざかる鄙のなが路を漕ぎくれば 明石のとよりやまと島見ゆ 読み:あまざかるひなのながじをこぎくればあかしのとよりやまとしまみゆ...

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六百番歌合

攝政太政大臣家歌合  六百番歌合 34首  通称六百番歌合。藤原良経が、左大将の建久4年(1193年)に歌人12名に百首を提出させて行われた歌合で判者は俊成。春15、夏10、秋15、冬10、恋50題で、歌人は季経、兼宗、有家、顕昭、家房、経家、隆信、寂蓮、家隆、慈円、良経、定家。  第一 春歌上 23 余寒 攝政太政大臣 空はなほかすみもやらず風冴えて雪げにくもる春の夜の月 37  春曙...

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賀歌 高砂の松

たかさごの松もむかしになりぬべし なほ行くすゑは秋の夜の月  寂蓮 新古今和歌集 巻第七 賀歌  八月十五夜和歌所歌合に月多秋友といふこころをよみ侍りし           寂蓮法師 高砂の松もむかしになりぬべしなほゆく末は秋の夜の月 読み:たかさごのまつもむかしになりぬべしなおゆくすえはあきのよのつき...

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人麻呂 明石

ともし火の明石 大門にいらむ日や 漕ぎ別れなむ 家のあたり見ず 万葉集巻第三0254 柿本朝臣人麻呂覊旅歌八首 留火之明大門尓入日哉榜将別家當不見 燈火の明石大門に入らむ日や漕ぎ別れなむ家のあたり見ず ともしびのあかしおほとにいらむひやこぎわかれなむいへのあたりみず 明石市月照寺墓所

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正治二年後鳥羽院御初度百首歌

正治二年後鳥羽院御初度百首歌 80首 1200年23名に百首歌を命じた。 第一 春歌上3 春 式子内親王 山ふかみ春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水17 春 藤原家隆朝臣 谷河のうち出づる波も聲たてつうぐひすさそへ春の山かぜ31 春 惟明親王 鶯のなみだのつららうちとけてふる巣ながらや春を知るらむ44 春 藤原定家朝臣 梅の花にほひをうつす袖のうへに軒漏る月のかげぞあらそふ45 春...

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忠度公園 よく見ないと歌碑と分からない歌碑

冬の歳時記 白真弓石辺の山の  常磐なる命なれやも    恋ひつつ居らむ 万葉集巻第十一2444 寄物陳思 白檀石邊山常石有命哉戀乍居 以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出 しらまゆみいしへのやまのときはなる いのちなれやもこひつつをらむ 兵庫県明石市天文町2丁目忠度公園

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高砂神社玉垣 探しだせたらすごい!歌碑

たれをかも知る人にせむ高砂の  松も昔の友ならなくに 藤原興風   古今和歌集巻第十七 雑哥中  題しらす    藤原おきかせ 誰をかもしる人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに 兵庫県高砂市 高砂神社玉垣

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千五百番歌合

千五百番歌合(後鳥羽院三度百首歌)...

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布引の滝 滝の夏 定家

     定家卿 布引の滝のしらいと  なつくれは   絶えすそ人の      山ち     たつぬる 最勝四天王院障子和歌 布引 布引の滝の白糸夏来れば絶えずぞ人の山路訪ぬる ぬのひきのたきのしらいとなつくればたえずぞひとのやまぢたづぬる

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明石忠度塚 行暮れて

    ゆきくれてこのしたかけをやとせは 旅宿花     はなやこよひのあるしならまし 行き暮れて木下蔭を宿とせば花や今宵の主なるらし 兵庫県明石市天文町2丁目2-18 神戸地方裁判所 明石支部裏手 山陽電鉄人丸駅徒歩4分

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最勝四天王院障子和歌

最勝四天王院障子歌 13首  最勝四天王院は、鎌倉幕府の調伏を願って、後鳥羽院が1205年に白河に建立。1220年に情勢が切迫したため、壊した。建永2年(1207年)6月最勝四天王院障子に46カ所の名所を書き、屏風歌を十歌人に詠ませた。つまり新古今和歌集竟宴後の歌となる。 第二春歌下133 吉野山 太上天皇みよし野の高嶺のさくら散りにけり嵐もしろき春のあけぼの 第三夏歌184 浅香沼...

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明石忠度腕塚 行暮れて

行きくれて木の下蔭を宿とせは 花やこよいのあるしならまし 「平家物語」より 「腕塚神社縁起」より...

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歌論 後鳥羽院御口伝 宜秋門院丹後

宜秋門院丹後 女房哥詠みには、丹後、やさしき哥あまた詠めりき。苔の袂に通ふ松風木の葉雲らで浦漕ぐ舟は跡もなし忘れじの言の葉殊の他なる峯の嵐にこの他にも多くやさしき哥どもありき。人の存知よりも、愚意に殊に/\よくおぼえき。故攝政は、かくよろしき由仰せ下さるゝ故に、老の後にかさ上がりたる由、たび/\申されき。 ※苔の袂に通ふ松風巻第十八 雑歌下 丹後 1794...

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